| シークレット・ルーム~栄華館の艶女たち~ |
| OCN | 2007年 | 評価・・・☆☆☆☆★(90%) |
| もくじ |
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| 第1話 「栄華館の秘密」 |
むむむ・・・。きわどい作品ですなぁ。R-18というほどのいやらしさでも無いのだが、お色気シーンにしてはやり過ぎという印象。ミステリーのほうも、早々に犯人が分かってしまってつまらないし・・・。これから面白くなってくるのでしょうかねぇ?とりあえず、ミステリー部分に絞ってレビューしていきます。やらしいシーンの解説はこのサイトの役目じゃないでしょうし。
舞台は漢陽(ハニャン)の妓房・栄華館。都では、男の一物を切って殺害するというなんとも猟奇的な”局部切断事件”が起こっていました。そんな時、栄華館で働くウンとチョ書房(ソバン:無官の人に対する呼び名)は倒れている女性を見つけ、支配人のケウォルの元へ連れて行きます。にしても、漫才のようなウンとチョ書房が、山下(『京城スキャンダル』)とモパルモ(『朱蒙』)という笑える組み合わせ。どちらも今日観たドラマなので余計に笑えちゃいます。
倒れていた女性・ヨンはケウォルの治療によって元気を取り戻すのですが、何やらヨンに目を付けた様子のケウォル。そして、ケウォルは「ここで働いてみない?」とヨンに持ちかけ、ヨンはそれを二つ返事で承諾します。お~い、「ここはどこ?」状態だったのに、よく確かめもせずに承諾しちゃっていいの?薬房(病院)だとでも思ったのでしょうか?そんな頃、ウンとチョ書房は”局部切断事件”に使われたと思われる小型のギロチンを発見し、犯人探しを始めるのでした・・・。
あれよあれよという間に栄華館の仲間入りをしたヨンでしたが、ウンやケウォルに気に入られているヨンに対して嫉妬を燃やし始めるナンバー1妓生・メチャン・・・。ヨン・ウン・メチャンは、やっぱりお決まりの三角関係に発展するんでしょうかねぇ・・・?そして、早くも猟奇殺人の犯人が明らかに・・・。大体想像はつきましたが、ヨンでした。自分の姉を強姦し、死に追いやった奴らへの復讐心で始めたようです。他の妓生も言ってましたが、ヨン・・・、怖いぞ・・・。そんな方法を思いつくところが恐ろしい・・・。そんなヨンに、「そんな方法ではなく、妓生になり、男達をひざまずかせて復讐するのよ」と諭すケウォル。
しかし、ヨンとケウォルの話を立ち聞きしていたメチャンは、義禁府(ウィグムブ:罪人の取調べ機関)の役人・キム・シウォンにヨンが犯人だということを密告。シウォンは早速兵士を集め、ヨンを捕らえにやってきます。シウォンがヨンを捕まえに来ると知ったケウォルは早速偽装工作(?)を始め、ヨンを匿おうとするのでした。それどころか、シウォンに堂々と「見逃してくれ」と言い出すケウォル。え~!?二人も殺したのに、そんなのアリ?ヨンが捕まったら話が進まなくなってしまいますが、それにしても話が無茶すぎる・・・。
そして、妓生になって復讐することを決意するヨン・・・。また、そんなヨンを狙う謎の男・・・。
初めにも言いましたが、これから面白くなってくることに期待といったところでしょうか。お勧め度は☆☆☆(60%)スタートで。
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| 第2話 「ヨンの戴髪式」 |
都では二つの事件が発生していました。一つは、ある夫婦が白昼堂々と”合体”していて捕まるという事件。もう一つは、”下着男”という露出狂が出没するという事件。そして、前者の事件の夫婦を捕まえたキム・シウォンは、「この夫婦を治療してやってください」とケウォルに頼みに来るのでした。しかし、あれは治療で治るものなんでしょうか?露出狂と同じく、「精神的に狂っている」としか言いようが無いと思うのですが・・・。
そして、後者の”下着男”のほうですが、自分が下着男と間違えられて怒ったチョ書房がウンを誘って捕まえようとするのですが、なかなかうまくいきません。それどころか、女装していた二人は役人に捕まって叩かれる始末・・・(笑)。ホントにこの二人の掛け合いは面白いですわ。今のところ、お気に入りキャラはこの二人。
その頃、栄華館では、例の夫婦の治色を進めていくと共に、ヨンの戴髪式の準備が進められていっていました。そして、ヨンはついに一人のおじさんと一晩を共にすることになるのですが、そのおじさんは「ある人に、『ヨンが他の男に抱かれないようにしてやってくれ』と頼まれた」と言ってヨンを抱かず、ヨンは形だけの戴髪式を終えます。「にしても、一体誰が?ケウォル?」と思っていた矢先、ヨンを助けた人の正体が明らかに・・・。なんと、ヨンを助けたのはウンで、しかも、あのおじさんはウンのお父さん。じゃあ、ウンは両班?それとも庶子?とりあえず、複雑な三角関係が始まりそうな予感・・・。
露出狂もウンとチョ書房によって無事に捕まり、例の夫婦の治色も成功(?)で一件落着。さて、これからヨンの復讐への道が始まっていくのでしょうか?うーん、なかなか面白くなってきたかも。大筋のストーリーがありながらも、一話完結型になっているというのも観やすくていいですし。ただ、ちょっと過激すぎかなぁ?そっちの方面は専門のビデオに任せて、もう少し抑えてもいいと思うのですが・・・。
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| 第3話 「キーセンを愛すること」 |
さて、今回の事件は「妓生連続殺人事件」。そして、栄華館のお客さんは、春画中毒になってしまったイ・ファドクという男。これで、『一話 一事件 一患者』のパターンは確定でしょうか?まぁ、今回は事件や患者よりも、チョ書房の幽霊話のほうが面白かったですけど(笑)。
ひとまず事件のほうはおいときまして、患者のファドクを治療することになった栄華館。ヨンにも仕事が与えられ、順調にこなしているかのように見えたのですが、与えてはいけない薬をファドクに出してしまうという大失態を犯してしまいます。そして、すっかり落ち込んでしまったヨンをやさしく慰めに来るウン・・・。ウンは完全にヨンのことが好きになっちゃったようですな。メチャンが「誰にでも優しくする」と言ってましたが、ヨンに対する優しさは格別ですし。が、その優しさを受け入れないヨン。ん?メチャンへの遠慮?それとも、他の理由が?
失態を犯してしまったヨンでしたが、幸い患者は大事には至りませんでした。そして、ついに治色を行うことになるのですが、メチャンが「罪滅ぼしの意味で、ヨンにさせては?」と提案し、ケウォルもそれに同意。しかし、ファドクは「身体を治療のために利用することはできない」と言い、代わりにヨンの絵を描いた後、姿を消してしまいます。そうだよなぁ、いくら治療のためだとは言え、愛の無い房事は気が引けるでしょう・・・。「ファドク、なかなかいい奴だなぁ」、と思いきや・・・・。
なんと、連続殺人の犯人はファドクでした。愛を誓った妓生が他の男と寝たことを恨み、妓生に復讐しようとしたとのこと。おいおい、妓生に節操なんか求めちゃいかんよ・・・。そして、何も知らないヨンは、治色をやり直してもらおうとファドクの家に行ってしまいます。ヨンはファドクに殺されそうになるのですが、すんでのところで助けにきたウン。そして、「妓生を愛する苦しみがお前に分かるものか!」と言うファドクに対し、ウンは「知っている」と一言。いやぁ~、ウン、カッコいいですねぇ~!ヨンとウンがいい感じになる一方、メチャンの嫉妬の炎はますます燃え上がってきたようですが・・・。
そして、またまた現れたヨンを狙う謎の男。こいつらの正体は?目的は?また、ファドクが獄中で殺されたのとは何か関係があるのでしょうか?
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| 第4話 「初恋の行方」 |
今回の患者は、巷で有名なプレイボーイ・チョン・ウソク。毎晩の房事で体力が尽きてしまって気絶するという、なんとも馬鹿らしい方ですが(笑)。そして、もう一つのお決まりの事件のほうですが、今回はウンの哀しき過去が明らかに・・・。”インターネット”や”ホスト”など、笑える要素も随所に盛り込んでおり、なかなか面白くなってきました。
ヨンと一緒に街へ出かけたウンは、女性に囲まれているウソクと出会います。ウソクは好意的にウンのほうへ近寄ってくるのですが、ウンはそれを拒絶。それでも栄華館まで追いかけてきたウソクに対し、「ソヒを覚えていないだとぉ!」と言ってブチ切れるウン。実は、ソヒとはウンの初恋の人の名前で、それを奪ってしまったのがウソク。ウンがこんなに哀しい過去を抱えていたとは・・・。いやぁ~、驚きです。それと、ウンはやはり庶子のようですな。
そして、ケウォルの勧めで治色を受けることになったウソクでしたが、ケウォルが治色の相手に選んだのはヨンでした。初めての治色に戸惑うヨンに対し、「内緒で代わってあげようか?」と優しく語り掛けてくるメチャン。あ、怪しい・・・。と思っていたらやっぱりそうでした・・・。メチャンは怪しい房術を使ってウソクを気絶させ、その責任ををヨンに押し付けようとしたのです。しかし、ケウォルは全てお見通し。メチャンはどうするのかと思いきや、「女たらしのウソクが気に入らなかった」ともっともらしい理由をつけるのでした。が、ケウォルは激怒し、メチャンを蔵に閉じ込めます。いやぁ~、いい気味いい気味。
そんな頃、ウンは故郷に帰り、ソヒが死んでしまったことを知ります。すぐさま栄華館へ帰り、ウソクに斬りかかろうとするウンでしたが、ウソクの口から真実が語られます・・・。ウソクはソヒと駆け落ちを試みるも親に捕まってしまい、その後、ソヒを殺そうとする親を止められなかったとのこと。そのショックで女たらしになってしまったということですか・・・。何だかいけ好かない奴だと思っていましたが、こういう理由があったんですね。そして、ウンとウソクは和解し、ウソクは故郷へと帰っていきます。いや~、いい話でした。この話で、ウンへの好感度がさらにアップしましたわ。
その後、ウンがヨンにキスをしようとした瞬間、例の集団に襲撃されるヨン。ウンが傷を負いながらも何とか追い払うのですが、ヨンは何かに気がついたみたいですね。あの集団はヨンの過去と何か関係があるようですが、真相やいかに!?そして、あの三足烏のマークは何を意味するのでしょうか?にしても、ウンさんよ、いいところだったのに残念でしたね(笑)。
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| 第5話 「それぞれの愛」 |
例によって今回も、患者・事件(登場人物の過去)・チョ書房のお笑い話の三本立て同時進行。さて、今回の患者は陰狂症という精神病にかかってしまったトクチャンという男とその妻(以下、夫人)で、夫人は自分が夜の営みを断り続けていることが原因だと考え、栄華館へ相談に来たようです。トクチャン役のチョン・ジェゴン氏、最近よくお目にかかりますね(笑)。
そして、栄華館で治色を受けていく夫人でしたが、タンビの姿を見るや否や表情が一変。さらに、タンビを殺そうと刺客まで差し向けてきて、ただ事じゃない雰囲気。実は、タンビとトクチャンは思いを寄せ合っていた仲で、それを妬んだ夫人がタンビを襲撃したという過去があったのでした。いやぁ~、嫉妬って怖いね・・・。にしても、タンビが襲われたとき、また例の”三足烏”かと思ってビックリしましたよ・・・。そして、ウンはまたまた負傷しちゃいました。ご愁傷様です・・・。
ヨンは例の”三足烏”についてキム・シウォンに話すのですが、それを立ち聞きしていたメチャン。この人、ヨンが大事なことを話しているときに限って現れますね(笑)。「栄華館が危険にさらされるかもしれない」と言っているのを聞いてしまったメチャンは、「ウンさんを危険なことに巻き込むな」とヨンを牽制。まぁ、確かに、ヨンのせいで自分達までもが危険に巻き込まれるのは御免ですわなぁ・・・。そして、それを聞いたヨンはウンを避け始めるのでした・・・。おいおい、ウンが可哀想過ぎる・・・。
トクチャンのほうに話を戻しまして、ケウォルはトクチャンの治色の相手をタンビに任せることに決めます。それに猛反対する夫人でしたが、「目隠しをする」という条件の下でしぶしぶ承諾。しかし、姿は見えなくとも相手がタンビだと気づいてしまったトクチャン。その後、タンビとトクチャンは姿を消してしまい、それに激怒した夫人は、タンビを監禁してしまうのでした・・・。いやはや、女の嫉妬はどこまでも恐ろしいものですな・・・。夫人然り、メチャン然り。
しかし、ヨンの必死の説得によってタンビは救い出され、トクチャンと会う準備が整えられます。が、タンビの元へ行こうとするトクチャンに立ちふさがる夫人。『縁がなかったのだと自分に言い聞かせ、悔し涙を飲みながらトクチャンを見送る夫人』という展開を想像していた私はビックリ。そして、どうすることもできなくなったトクチャンは自殺してしまい、夫人もその後を追ってしまうのでした・・・。いやー、なんとも哀れな夫婦の話でしたな・・・。にしても、こんなドロドロで終わられると後味が悪くてたまりませんわ。
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| 第6話 「心はあなたのそばに」 |
ある日、ケウォルの言いつけで山に薬草を採りに行ったヨンは、足を滑らせそうになったところを火魔(ファマ)と呼ばれる男に助けられます。しかし、ヨンの目の前で強姦殺人事件の犯人としてキム・シウォンに引っ立てられていく火魔。義禁府に連れて行かれた火魔は「”陽萎症”にかかっている」と無実を主張し、それを聞いたシウォンはケウォルに事実確認を依頼します。それにしても、火魔の特殊メイクは凄かったですねぇ。リアルすぎて気持ち悪かったですけど・・・。
そして、火魔が陽萎症にかかっていることが証明されると同時に真犯人も捕まり、事件はあっさりと解決。しかし、無罪放免になったところで火魔の心の傷が癒えることはなく、自分を犯人だと思い込んだ者を殺しに行こうとします。それを何とかウンが止め、火魔は栄華館で治色を受けることに。火魔の相手はヨンが務めることになるのですが、それを聞き、居ても立ってもいられなくなったウン。なんと、ヨンと二人で一晩を共にしちゃいました。やっぱり、ヨンもウンのことが大好きなんですねぇ。ただ、自分のせいでウンを危険に巻き込みたくない、ということですか。
その後、ヨンは火魔の治色を無事に成功させ、これで一件落ちゃk・・・とはいきませんでした。突然、栄華館に”三足烏”の刺客が乱入し、ヨンを探し回ります。火魔と共に逃げ回るヨンでしたが、ついに囲まれてしまい絶体絶命。そんな時、ヨンを狙う刺客の刀を体で受け止めた火魔・・・。間もなくキム・シウォンが到着して刺客を追い返すのですが、火魔は息を引き取ってしまいます・・・。これで患者が死んでしまうというパターンが二回連続ですね。いやー、後味が悪くてたまらん。それと、メチャンが急にヨンに対して優しくなりましたね。どういう風の吹き回し?疑り深い私は「何か裏があるぞ・・・」なんて思っちゃうんですが・・・。
そして、ついにキム・シウォンが”三足烏”軍団の親玉・クォン大監の存在を突き止めます。しかし、相手が権力者であるがゆえに、簡単に手を出すことはできない状況。今のところは、ウンやシウォンに守られながら耐えるしかなさそうですね・・・。それにしても、クォン大監がヨンを狙う理由は何なんでしょうか?また、ヨンがよく見ている夢との関連は?
うん、なかなか面白くなってきましたね。お勧め度ワンランクアップです。
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| 第7話 「ヨンの決断」 |
今回の患者は、風俗小説家の『色魔居士』ことピョン・ギス。事件のほうは、またしても強姦殺人事件。ちなみに、今回の患者は事件となんら関わりは無く、ただのお笑い要員でした。たまにはこういうほのぼのした話もいいですね。同時進行している他の話が暗すぎますし・・・。
早速、栄華館ではピョン・ギスの治色が始まるのですが、突然兵士が乗り込んできて、先の強姦殺人の容疑者としてウンが逮捕されてしまいます。ウンはクォン大監の家の偵察に行っていたようなのですが、自殺した女性の遺書にウンの名前が書かれており、言い逃れができない状況になってしまっていました。そう、ハメられたんですね・・・。クォン大監の一派は先にウンを片付けるつもりらしいですが、正面から行っても勝てないからってこんな卑怯な手で来るとは・・・。天下の領議政(ヨンイジョン:クォン大監の官職で、今で言う首相)の名が泣くぞ~。
このままでは打ち首は免れないといった状況のウンでしたが、栄華館に「犯人を見た」という男が現れるのでした。しかし、その男は名の知れた(?)変態若様で、”メチャンとの一夜”を交換条件に出してきます。こいつ、「金を寄こせ!」ならまだしも、人の足元を見てこんな要求を突きつけるとは・・・。ですが、メチャンはウンの命を救うために若様と一夜を共にすることを決意・・・。ウンは無事に釈放されて戻ってくるのですが、メチャンはショックで寝込んでしまいました。プライドの高いメチャンのことですから、心に大きな傷を負ったんでしょうね・・・。メチャンの苦しみもだんだんと分かってきたような気がします。
さて、あとはピョン・ギスの治色を完了させるのみだったのですが、ケウォルとウンがこの前の襲撃事件のことを話しているのを立ち聞きしてしまうヨン。さらに、ヨンは例の変態若様にウンをハメた人物について問い詰めに行き、”三足烏”がクォン大監の家紋であることを聞かされます。そんなヨンは、栄華館にこれ以上迷惑をかけることはできないと考えて、栄華館から去ることを決意・・・。おーい、危ないぞ!奴らにとってはヨンを始末する格好の機会ですよねぇ・・・。
さぁ、ヨンを狙う奴らの正体が明らかになり、だんだんと緊張感が高まってきました(理由はまだ謎のままですが・・・)。次回、ヨンは無事に切り抜けられるのでしょうか?
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| 第8話 「15年前の真実」 |
栄華館を去ったヨンは故郷へ帰り、両親の元へ向かうのですが、「両親は濡れ衣を着せられて殺された」と聞かされます・・・。もちろん、クォン大監の仕業。行き場を失い、途方に暮れるヨンでしたが、途中で夢遊病のファヨンというお嬢様と出会い、ヨンは独りでファヨンの治色を行うことになります。「通りすがりに出会った病人を治療する」って、なんだか『ホジュン』や『イ・ジェマ』みたいな展開ですね(笑)。
そんな頃、栄華館では驚くべき事実が明らかになっていました。キム・シウォンはクォン大監と対立していたヤンヒョン大君と密会し、15年前にクォン大監が政敵の家に火を放ったという事件について聞かされ、ヨンが見た火事の夢を思い出すのでした。そう、ヨンはあの事件を実際に見ており、クォン大監は証拠隠滅のためにヨンを狙っていたのです。両親が殺されたのもそのためのようですね。これで全てが繋がったわけですが、この事件を暴いてもクォン大監の権力の前には無意味。どうすればいいんでしょうか?そして、”三足烏”の手紙を持っていたメチャン・・・。やけにクォン大監はヨンの情報を得るのが早いと思っていましたが、まさかメチャンだったとは・・・。ずっと前から?それともヨンに嫉妬し始めた頃から?
ヨンを追いかけていったウンは無事に合流し、ファヨンの治色が終わるまで待つことに。そんな中、ウンはクォン大監がヨンの両親を殺したことを知り、急いでキム・シウォンに知らせます。しかし、ウンの元へ向かったシウォンを待ち受けていたのはクォン大監の刺客たち・・・。なんとか助け出されるものの、不意を突かれて重傷を負ったシウォン。これでヨンを守る壁の一角が崩れてしまいました・・・。エランとタンビよ、大切な護衛を縛り上げとる場合じゃないぞ(笑)。それで、ケウォルとシウォンはいつからそんな関係に・・・?
そして、なぜか姿を消してしまったケウォル。一体どこへ?それとも、クォン大監の一味にさらわれたんでしょうか?ウンもそれを聞き、急いで栄華館に戻るのですが、ヨンを一人にしたらだめでしょうが!ヨンが怪しい奴にさらわれちゃいましたよ・・・。さぁ、ヨンの運命は?そして、ケウォルやメチャンの動向は?
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| 第9話 「ヨンとテヒ」 |
ヨンをさらっていったのはヤンヒョン大君だったようで、「世子の治色をしてくれ」と頼まれるヨン。世子は女性にまったく興味を持たず、世継ぎが作れない状況らしく、それに付け込んで世子の廃位を狙っているクォン大監の陰謀を阻止するために呼ばれたようです。ふぅ・・・。クォン大監の手の者にやられたかと思ってヒヤヒヤしましたが、ひとまず安心・・・。そして、ヨンは早速治色を始めるのですが、世子の側近であるキム内官が水を差してきてなかなかうまくいきません・・・。
また、姿を消してしまったケウォルでしたが、キム・シウォンを連れて安全なところへ逃げていたようで、何事もありませんでした。栄華館の経営はメチャンに譲り、ケウォルはシウォンの治療に専念するようですね。それにしても、この二人はいい関係ですねぇ~。ケウォルはこのままシウォンの妾にでもなるのでしょうか?そして、ウンは世子の別宮にヨンがいることをヤンヒョン大君から聞き、ヨンをこっそり護衛するために別宮に忍び込みます。え?世子が住んでいるところなのに、そんなに簡単に忍び込めるんですか?(笑)
しかし、治色のために世子を外へ連れ出したことをクォン大監に咎められ、投獄されてしまったヨン・・・。ウンはひとまずケウォルとシウォンが居る所へ戻るのですが、そこで新事実が明らかに・・・。ヨンがホン氏の養女だったということは前回に語られましたが、どうも実の親はクォン大監に殺された司憲府の役人・ユン氏らしいのです。しかも、世子妃候補になっていたとか・・・。ほぉ、事件の目撃者だというだけでなく、ユン氏の生き残りだからあそこまで執拗に狙っているわけでしたか。どんでん返しに次ぐどんでん返し・・・、面白いですねぇ。
そして、クォン大監は世子を廃位に追い込むため、止めを刺すことに。クォン大監は内通していたキム内官、そしてメチャンを使って世子にゲイ疑惑をなすくりつけようとするのですが、キム内官は世子と暮らしているうちに情が移ったようで、ヨンに全てを任せた後、自らは任務を放棄して世子の元を離れていくのでした・・・。もちろん、裏切り者には死が待っていましたが・・・。そして、「世子のスキャンダルだ!」と意気揚々で世子の寝所に乗り込んできたクォン大監でしたが、世子と一緒に寝ていたのはヨン。あの時のクォン大監の顔!傑作でしたわ。ひとまず難は逃れましたが、これしきで諦める奴じゃ無さそうなので、まだまだ気は抜けませんな。
無事に世子の治色は完了し、ヨンは栄華館に帰ろうとするのですが、突然何かに気づいた世子がヨンに向かって「テヒ(ヨンの本名)!」と叫びます。この二人、昔に会ったことがあるんですね。ということは、ヨンはやっぱり記憶をなくしているということですよね?火事の夢も、実際に見ているはずなのに思い出せない訳ですし。
さぁ、残すところあと1話。ヨン、ウン、メチャン、ケウォル、世子、クォン大監、その他大勢の運命やいかに?どんなラストになるのか想像もつきません。
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| 最終話 「新たな出発」 |
世子に「テヒ!」と呼ばれたヨンは、フラフラしてその場に倒れてしまいます。過去の記憶が蘇ってきて頭が混乱してしまったんでしょうかね?でも、記憶が戻ったわけではなかったようですが・・・。また、ヤンヒョン大君曰く、ヨンの記憶がクォン大監を追い詰める鍵になるらしいです。というのは、クォン大監が書いた『殺生簿』(簡単に言えば、殺す奴リスト)というのがあるのですが、ユン氏が手に入れた後、行方は謎のまま。とりあえず、このデスノート(違)を手に入れれば、クォン大監を処罰できるということです。
また、クォン大監がヨンを執拗に狙う真の理由が明らかに・・・。なんと、いつもそばにいた怪しい呪術師の不吉な予言を聞き、ヨンを殺さないと自分の身が危うくなると信じ込んだらしいのです。たしかに、証拠隠滅が目的なら、記憶を失っているヨンなんて恐るるに足らない存在でしょうしねぇ。にしても、そんなアホな!よくもこんなに下らん理由でヨンをひどい目に遭わせたもんだ・・・。また、クォン大監は世子を陥れる第一段階として、邪魔者のヤンヒョン大君を襲撃して殺害します。
そして、殺生簿探しは意外にあっさりと終結します。ヨンは夢の中で見た過去の記憶をたどり、殺生簿が埋めてある場所を発見。そんな頃、クォン大監はメチャンを使って世子を殺害しようと画策しており、殺生簿探しを終えて帰ってきたヨンとウンが到着したときには既に危篤状態・・・。ケウォルやシウォンも集まり、栄華館で世子の治色を行うのですが、メチャンが使った娼薬の種類が分からず、どうすることもできません。また、「栄華館に危害を加えない」という条件で世子暗殺を請け負ったメチャンでしたが、クォン大監がそんな約束を守るとでも思っていたんでしょうか?いろんな意味で哀れなメチャン・・・。
騙されたことを知って激怒したメチャンは、クォン大監に短剣を突き刺すのですが、詰めが甘い!首でも心臓でも突き刺す隙はあったはずなのに、よりによって肩なんか刺すなよぉ!そして、逆上したクォン大監に命を狙われるメチャンを助けに来たウン。メチャンを逃がし、刺客に向かっていくウンでしたが、やっぱり死んじゃうんですね・・・。ウンさん・・・、本当にいい人でした。いやぁ~、ここはさすがに涙無しでは見れないでしょう。
そして、全てを破滅させるべく、栄華館に襲撃をかけてくるクォン大監。しかし、メチャンとヨンの治色で息を吹き返した世子が現れて『殺生簿』を突きつけ、ジ・エンド。クォン大監には処刑が言い渡されます。ケウォルは栄華館を離れてシウォンとの愛の道へ。メチャンはウンを追って自殺しようするのですが、ヨンの「ウンさんの犠牲を無駄にしないで」という言葉を聞いて思い直し、栄華館の新たな主人に。ヨンは宮中への招きを断り、妓生として生きていくことを決意。やっぱりこちらの道を選びましたか。でも、ウンさんが居ないんですよねぇ~。哀しい・・・。それと、裏で進行していたエランの恋物語もなかなか美しいなぁ・・・と思いきや、やっぱりオチ付きでしたね(笑)。なにはともあれ、栄華館は元の姿を取り戻し、これにて美しき物語は終幕。
いやぁ~、なかなか良かったですね。始めはエッチな部分に力を入れたキワモノ作品かと思っていましたが、不思議といやらしさを感じなくなってきて、ミステリーや恋の部分にハマってしまいました。ただ、『ヨンの復讐』はどこへ消えたんでしょうか?恐らく、治色をしていくうちに「男は皆ケダモノ」という考えが徐々に変わっていったんでしょうけど、それをヨンの台詞で表現して欲しかったです。これだけが残念でしたが、あとは合格点ではないでしょうか。 【もくじに戻る】 |