| 王の女 |
| SBS | 2003年 | 評価・・・☆☆☆☆(80%) |
| もくじ |
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| 第1話 |
わぁぁ!なんじゃこりゃ~!!!人が凧を使って飛んどる!というか、凧を使わんでも空中歩行しとるがな!・・・・・「冒頭からビックリシーンがある」と噂には聞いておりましたが、これのことでしたか・・・^^;んー、なんでしょう。『チャングム』の裏でやっていたドラマのはずなのに(視聴率は酷かったらしいですが)、映像や音楽(BGMもSEも)が妙に古臭いんですよ・・・。ローカル局でお昼に再放送してるような”古き良き東映時代劇”と同じ匂いを感じます(笑)。でも、面白くないわけじゃなく、むしろ古臭さがツボですわ。お勧め度は☆☆☆★(70%)から。
時は宣祖(ソンジョ)の時代。でも、光海が世子になっていないし、ユ・ドジ(@ホジュン)のミスで殺された”あの人”が死んでないし、豊臣秀吉の文禄・慶長の役も起こってないし、『西宮(キム尚宮)』より時代設定が前ですね。にもかかわらず、主人公・ケトンは大人になってますので、『西宮』とは似て非なるものって感じです(そもそも、変な邦題を付けられたから訳が分からなくなっていますが、『西宮』の主人公はインモク大妃ですし)。
さて、余計なおしゃべりはこれくらいにして、登場人物の紹介を。まずは、既に亡くなってしまった側室・恭嬪金(コンビン キム)氏の長男である臨海君(イメグン)。世子(セジャ:王位継承者)候補の一人ですが、粗暴な性格が災いし、父である宣祖には疎まれているようです。とは言うものの、乱暴ゆえに父に嫌われたのか、それとも、父の愛が無いから乱暴になってしまったのか、どっちなんでしょう?私は後者のような気がするんですけどねぇ・・・(『西宮』でも臨海が好きだったので、少しひいき目が入ってますが^^;)。
お次は臨海の実弟・光海君(クァンヘグン)。こちらは大人しく、人当たりのよい性格のようで、正室の懿仁王后(ウィインワンフ)にも可愛がられている様子。そして、宮殿を抜け出そうとしたのが見つかり、罰を受けていた主人公・ケトンと運命の出会いを果た・・・・・と思いきや、ケトンと光海は幼馴染のように育った存在のようです。このあたりも『西宮』とはかなり設定が違いますな。さて、これから、ケトンと光海はどのように関わっていくことになるのでしょうか?
そんな臨海・光海兄弟を退け、自分の息子である信城君(シンソングン)を世子にしようと野心を燃やすのがヤンファダン(仁嬪金氏)。ヤンファダンは側室でありながら、宣祖の寵愛を独り占めし、懿仁王后を苦しませておりました。そんな中、宣祖は珍しく懿仁王后の部屋で一晩を明かそうとするのですが、ちょうど宣祖が入ってきたとき、懿仁王后が「どうせ王様は私になんか振り向いてくれないわ・・・」とイジけて薬の茶碗を投げつけていた最中で、それが宣祖の足元に命中!あ、あちゃ~。これはかなりマズイですよね・・・。宣祖は二度と振り向いてくれないかも・・・。
うん、なかなか面白い。観る前は、「この話、一回観てるしなぁ~」という感じでしたが、臨海に接近したイ・ハンミン(冒頭で、凧に張り付いていた人)など、『西宮』とは違う人物も出てきていますし、新鮮な気持ちで見れそうです。
(あれもこれもと書いていたら、お勧め度100%のドラマにつけるレビュー並みに長くなってしまいました^^;)
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| 第2話 |
宣祖は薬を投げつけた懿仁王后に激怒し、宮廷は大騒ぎになるのですが、さすがの宣祖も懿仁王后を廃妃にして追い出そうとまでは考えておらず、事件はあっさりと収まります。あぁ、何と可哀想な王妃様・・・。実の子でもない(しかも、王の寵愛を自分から奪った側室の子である)光海を可愛がってあげたり、不憫なケトンに優しく接してあげたり、すごくいい人なのに・・・。ヤン・マンチュン(違)!もっと懿仁王后に優しくしてやれよ~!
そんな頃、光海君は隠した爪を研ぎ澄ませておりました・・・。臨海君と一緒に行った狩りの帰りの途中でわめき散らしていた変な酔っ払いが「天下」という言葉を吐いていたのに反応し、そのおっさんを屋敷につれて帰った光海君。前回を見ている限りでは、「権力には興味の無い人」って感じでしたが、”天下”という言葉に反応するあたりが、野心満々であることをうかがわせますね。しかも、臨海と信城が王位争いをしているのを傍観しておき、ここぞというときに漁夫の利を得ようとしてますし・・・。うぅ~、怖っ!見かけによらず、したたかな御方のようです。
そして、朝鮮には着々と文禄の役の足音が近づいてきておりました・・・。宗義智(そう よしとし)が持ってきた「明へ行く道を貸してくれ」という内容の国書をはね付けた後、イ・スンシンを昇進させるなど、最悪の事態に備えて日本との戦闘準備をすすめていく宣祖でしたが、ある日、血を吐いて倒れてしまいます・・・(うわぁ~、ホ・ジュンが貧相なおっさんになってる・・・^^;)。すると、ここぞとばかりに世子冊封を進めようとする大臣たち。さぁ、こちらも目が離せませんね。世子争いはますます激しくなっていきそうです。
ヤンファダンは、臨海君を追い落とすため、親・信城君の役人が治めている役所を襲撃しているイ・ハンミンを捕らえ、臨海君に謀叛の罪を問おうと考えます。そして、見事に罠にかかってしまったハンミンでしたが、何とか逃げ仰せ、ある少女の部屋に逃げ込むのですが、胸に毒剣を刺されてしまっておりました・・・。死ぬことは無いと思いますが、大ピンチですね・・・。にしても、この少女は誰なんでしょう?こうやってわざわざ登場するということは、のちの仁穆王后(インモクワンフ)になる人かな?
相変わらず、殺陣の演出と音楽が古めかしいですが、面白いですねぇ。75分以上もあったのに、あまり長さを感じずに観ることができました(同じくらいの長さでも、『王と私』はかなりダルイです・・・)。
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| 第3話 |
ハンミンが逃げ込んだ部屋の主・ソンイは、「ここに逃げ込んできた人を殺すことは出来ない」と言ってハンミンをかくまってくれ、ハンミンは何とか生き延びることができました。それで、ハンミンはソンイに惚れちゃったわけですか!?(私の考えすぎだったらスイマセン^^;)「貴方に命を捧げる」とか言ってましたし、山で再会したときも何だか視線がエロかったし・・・(笑)。それよりも、ハンミンは覆面取るの禁止!目だけの時はカッコいいのに、素顔が出ると一気にカッコよさが消えていきます・・・(笑)。
宮廷では、宣祖の「太宗大王の三男である世宗大王の兄たちは、弟に才能があることを知ると、自ら身を引いたのだ」という言葉が波乱を呼んでおりました。そう、宣祖の三男は信城君なので、宣祖は遠まわしに「信城を世子にする!」と言ったようなものです。あぁ~、手をギュッと握り締めて怒りを抑えようとしている臨海君が可哀想でなりませんでした・・・。やはり、臨海がひねくれてしまったのは、宣祖の愛が無かったからでしょうね・・・。ヒドい父親だ!
その言葉を聞いて怒り狂った臨海は、とうとう挙兵を決意するのですが、兵糧が決定的に不足していました。そこで、臨海はキム・ゴンニャンを脅して内帑金(ネタングム;王の財産)から兵糧を調達しようとします。うーむ、私は臨海同情派ですが、さすがにこれはやり過ぎですよ・・・。それを知ったヤンファダンは、臨海の命令どおりに米を届け、その後で宣祖に事実を報告するよう、キム・ゴンニャンに入れ知恵。それにしても、こいつ、フクスドル(@テジョヨン)よりアホですね・・・(笑)。ヤンファダンがいなかったら、官服なんて一生着れなかったでしょう。
そして、ヤンファダンの思惑通り、キム・ゴンニャンに臨海の噂を吹き込まれた宣祖は激怒。あぁ、臨海はどうなってしまうのでしょうか?まぁ、これはどう考えても臨海の自業自得ですから、救いようがないですよねぇ・・・。あ、臨海に入れ込みすぎて、光海とケトンの話をせずに終わっちゃいました(笑)。ま、この二人に関しては、別段語るようなことも無かったですが(・・・多分)。
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| 第4話 |
キム・ゴンニャンの讒言を聞いて激怒した宣祖は、キム別監という部下をスパイとして臨海君のところへ潜り込ませることに。キム別監は持ち前の優れた武術の腕が認められ、あっさりと臨海君の部下になることに成功。そして、キム別監は、500人を超える腕自慢の兵士たちが臨海君に忠誠を誓う姿を目にします・・・。しかし、それを聞いた宣祖は臨海を呼び出して厳しく問い詰めるも、ヤンファダンが期待していた”廃位”とまではいきませんでした。ふぅ、最低限の”父子愛”はあったんですね。良かった良かった。
そんな頃、日本では、豊臣秀吉が朝鮮出兵の準備を進めておりました。おいおい、秀吉の「負けることは分かっているが、朝鮮人を殺すために行くんだ!」ってセリフは無茶苦茶すぎでしょう・・・。秀吉をできるだけ悪人に描こうとしている姿が必死すぎるので、憤りを通り越して笑っちゃいました。というか、こんなシーンは慣れっこなので、いちいち腹を立てるのも面倒ですし(笑)。あー、戦争が勃発したら、日本人による無残な虐殺シーンとか出てくるんだろうなぁ・・・(この監督の作品はエグいシーンがつき物ですし・・・)。
ヤンファダン勢力は、さらに臨海を窮地に追いやるため、イ・サネ(領相)に協力してもらい、臨海君の武装解除を行います。それに怒り狂った臨海はイ・ハンミンに、「キム・ゴンニャンを暗殺して来い!」と命じるのですが、臨海の夫人がそれを制止。結局、臨海はキム・ゴンニャンを脅すだけにとどめます。そうそう、こういう時こそ落ち着かないと・・・。あぁ、この火のような性格さえ治せば、きっと名君になれるだろうに・・・。さて、これから臨海君はどうなってしまうのでしょうか!?
で、またしても光海君とケトンについては書くことなしです(笑)。虎視眈々と漁夫の利を狙っている光海君は全然動かないし、ケトンにもこれといった進展は無しなので、仕方ないのですが・・・。
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| 第5話 |
ヤンファダンの策略により、またしても臨海君に対して怒りはじめた宣祖でしたが、光海君や懿仁王后、そして他の側室たちが必死に宣祖の怒りをなだめ、何とか事は丸く収まりました。それにしても、気まぐれなオッサンですなぁ~。『ホジュン』や『西宮』でも、何を言い出すか分からない気まぐれ王でしたし(特に『西宮』の宣祖は最悪でした)、やっぱりそういう記録が残ってるんでしょうかねぇ?
そーいや、ハンミンが臨海君と話していたとき、自分を馬にたとえていましたが、項羽の乗っていたのは赤兎馬(せきとば)じゃなくて騅(すい)なんですけど・・・。項劉・三國志ファンとしては見逃せないところでした(笑)。
そして、事が収まったかと思えば、お次は世子冊封を巡って大臣たちが火花を散らし始めます。それぞれの信じる道を突き進み始めた臨海派のチョン・チョルと、信城派のイ・サネ。さて、どちらが笑うことになるでしょうか?でも、戦争が間近に迫っているというのに、こんなことでいいんでしょうかねぇ・・・?こういう時こそ、力を合わせて乗り切るべきなのに・・・。それと、「日本軍は海戦には強いが、陸戦なら・・・」などと言ってましたが、戦国時代の戦はほとんど陸戦なんですけど・・・(笑)。
世子争いが始まったものの、すっかり意気消沈してしまって大した動きを見せない臨海君に対し、ヤンファダンはさっそく策を講じてきます・・・。ある夜、宣祖の前で席藁待罪(ソッコデジェ:簡単に言うと、座り込み)をはじめたヤンファダン。一体、何を企んでいるのでしょうか!?どうせ、気まぐれで短気な宣祖のことだから、ヤンファダンの言うことを鵜呑みにするんでしょうけどね・・・(呆)。
また、これまで動きがなかったケトンですが、臨海君に鞭打たれていた信城君をかばった功績が認められ、ヤンファダンに目をかけられたようですね。これからはケトンの動向にも注目です。ヤンファダンとの関わり方は『西宮』とはかなり違っているので、楽しんで観れそうですわ。
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| 第6話 |
筵の上に座って泣くヤンファダンのもとに、「どうしたのだ?」と言い寄ってきた宣祖。すると、ヤンファダンは迫真の演技力で、「このままではチョン・チョルや臨海君に殺されてしまいます!」と泣きつきます。うわー、ホントに嫌な女だなぁ・・・。『ホジュン』や『西宮』などでも仁嬪金氏は出てきましたが、その中でも一番タチが悪いのがこのドラマのヤンファダンですわ。まぁ、あのバカ兄とバカ王を見事に手玉に取り、自分の息子を王位に付けようとする知略はある意味凄まじいですがね・・・。
そして、ついにチョン・チョルが宣祖に世子冊封について上奏します。しかし、ヤンファダンから有る事無い事を吹き込まれていた宣祖はそれに大激怒し、チョン・チョルを追放同然の身にしてしまいました・・・。このバカ王~!!!臨海が妓生に歌わせていた歌からも分かるように、チョン大監こそが真の忠臣なのに・・・。ヤンファダンの高笑いがイライラするったらありゃしませんわ!
そして、宣祖が世子の件を先送りしたことを知った臨海君は、またしても武力行動に出ようとするのですが、臨海夫人に「時には主君に逆らってでも止めなければなりません」と言われたハンミンが立ちふさがります。いやぁ~、ハンミンの忠誠心も凄いけど、臨海夫人の賢妻ぶりも凄い!王妃になれば、きっと立派な国母になれるだろうに・・・。で、ハンミンはやっぱり覆面してたほうがカッコいいですね・・・(笑)。
そんな頃、光海はメン・ジチョンの勧めもあり、静観を決め込んでおりました。うーむ、こちらはまだまだ動き出しそうにありませんねぇ・・・。そういえば、光海が王様になりきって一人芝居をしているところがありましたが、本来は「光海に帝王の面影が・・・!」ってな感じのシーンなんでしょうけど、私にはお笑いシーンにしか見えませんでした・・・(笑)。
うーん、少し展開が遅いですね。なにより、ケトンと光海がじーっとしているのがじれったいんですよ。そろそろスピードアップして欲しいものです。
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| 第7話 |
いやー、ほぼ2ヶ月ぶりにこのドラマを見たんですが、この古臭さ溢れる演出はやっぱり独特のものがありますねぇ~(笑)。
ウィイン王后(←漢字変換が面倒なので、これからはカタカナでいきます)のお使いで光海の屋敷に行ったケトンは、メン・ジチョンから「ヤンファダンの動きを探ってくれ」と頼まれます。すると、さっそく臨海夫人に頼まれてスパイをしていたヤンファダン付きの女官を言いくるめ、情報を教えてもらう約束をするケトン。いやー、策略家ですなぁ~。見た目はとっても純真な雰囲気なのに、光海と熱い抱擁を交わしたり、尚宮に「あの賢さが恐ろしい」と言わしめるほどの智謀を発揮したり、ある意味ヤンファダンより恐ろしい人です・・・。『張禧嬪』のイニョン王后と同一人物だとは思えない・・・(笑)。
朝廷では、前回の話で罷免同然の状態になってしまったチョン・チョルが、ついに正式に罷免されることになってしまいました・・・。チョン・チョルに味方する人たちも一緒に流刑になり、西人派はしばしの間、宮廷の表舞台から姿を消すことに・・・。そして、それを見逃さず、一気に臨海君を追い落とそうと狙うヤンファダン。それどころか、「命を狙う」などと恐ろしいことを言ってますよ・・・。そりゃ、あの優しくて温厚そうなウィイン王后じゃ歯が立ちませんわな・・・。
危機が迫る臨海君に対し、夫人は「妓房に入りびたり、野心も何もかも捨てたと思わせるのです」とアドバイスし、臨海はさっそくそれを実行。この人も凄いですよねぇ~。夫の安全のために涙を呑んで「夫に”妓房へ行け”」と言うなんて・・・。で、臨海派の官吏たちもみんな光海のほうへ鞍替えしてしまったようですし、とりあえず作戦は成功?
一方、光海はというと、またしてもケトンと熱い抱擁中。この7話、抱擁シーンに始まり、抱擁シーンで終わっちゃいましたね(笑)。そして、その衝撃のシーンをじーと見つめている光海夫人・・・!一体、どうなっちゃうんでしょうか!?
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| 第8話 |
光海とケトンが熱い抱擁を交わしている衝撃のシーンを目撃してしまった光海夫人でしたが、「旦那様が世子になるためにはあの人の助けが必要なんだ」と自分に言い聞かせ、溢れ出る嫉妬心をぐっとこらえることに・・・。臨海夫人と同じく、この人も本当に凄い人ですよね。にしても、光海とケトンのラブシーン、『西宮(キム尚宮)』ではイ・ヨンエ氏扮するケトンの相手役がキム・ギュチョル氏(シン・ホン@大祚榮)だったので、「・・・」状態でしたが(笑)、こっちのドラマは華があっていいですねぇ~。
そんな光海はケトンのアドバイスに従い、「世子になる野心を隠してヤンファダンと仲良くしておきながら機会を窺う」という作戦を採っているのですが、臨海君はそれが気に入らず、「ヤンファダンの犬に成り下がりおって!」と罵倒します。すると、逆に「兄上こそ、酒と女に逃げてしまうような下らない人物だったとは・・・!」言い返す光海。ここで「しめしめ、私は上手く世を欺けているのだ」と内心で喜べるような人なら良いのですが、残念ながら臨海はそんな我慢強さを持ち合わせていません。本当はとってもいい人だと思うのですが、国王に向いている人物ではないですわな・・・。私もあまり我慢強い人間じゃないので、臨海の気持ちはよ~く分かりますけどね。
一方、チョン・チョルが流刑になり、ヤンファダンの天下となった宮廷では、ウィイン王后が静かに反撃ののろしを上げておりました・・・。ウィイン王后は「王に相応しいのは、臨海でも信城でもない」と言うイ・サネに接触すると共に、ヤンファダンに対抗できる人物を後宮に入れようとします。で、白羽の矢が立ったのがケトン。これでケトンが”キム尚宮”となり、悪女伝説が幕を開けることになりそうですね。面白くなってきそうです。
そういえば、前に「ソンイ=のちの仁穆王后金氏?」と書きましたが、姓が”ソ”なのでどうやら違うようですね。でも、あれだけ毎回のように登場しているということは、かなりの重要人物になりそうな感じですが。
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| 第9話 |
ウィイン王后はケトンを呼び出し、「お前が後宮になれば、御互いにとって得になる」と言うのですが、残念ながらケトンにとって宣祖の後宮になることは嬉しいことではないんですよね・・・。まぁ、かといってケトンはウィイン王后の命令を拒否できるような立場ではないので、どうしようもありませんが・・・。このあたりも『西宮』とは違っており、「王様にたまたま見初められたから、仕方なく運命を受け入れた」という設定の『西宮』よりも、「中殿が側室を牽制するための道具として使われることになり、それを受け入れざるを得なかった」という設定の『王の女』のほうが悲しさ・切なさが段違いですわ。嗚呼、可哀想なケトン・・・。
そして、宮殿の外にも切ない人がもう一人・・・。もちろん臨海君のことです。臨海は自分を出し抜いた光海が許せず、家に押しかけて光海を殴るのですが、その後で「かわいい弟を殴ってしまった・・・」とわんわん泣く臨海・・・。臨海の言うとおり、野心の無いふりをしながら、こんなに弟思いの兄ちゃんを裏切った光海は本当に罪深い人ですよね。偽善的な光海を憎み切ることもできず、かといって許すこともできず、臨海はさぞかし辛いでしょうなぁ・・・。あぁ、宣祖が臨海君の性格を理解してあげて優しく接してあげていれば、この兄弟にこんな悲劇が訪れることもなかっただろうに・・・。
そんな頃、朝鮮には大きな危機が訪れていました・・・。日本を手中に収めた豊臣秀吉が来襲し、文禄の役(壬辰倭乱)の勃発です。ケトンはなりたくもない側室にならされそうになってるし、臨海・光海兄弟はどんどん悲しい運命に翻弄されていってるし、国には戦争の足音が忍び寄っているしと、ロクなことがありませんね・・・。楽しそうなのはソンイの一家だけですな。
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| 第10話 |
ついに宣祖の夜の相手をさせられることになったケトン。「ホッホッホッ・・・。象牙のように白くて美しい手じゃ・・・」と言いながらケトンの手を握るヤン・マンチュン・・・じゃなくて宣祖の顔、とてつもなくエロかったですねぇ~(笑)。で、いつもの韓国史劇なら、「宣祖はケトンのチョゴリの紐を解き・・・」というお約束パターンに突入するはずですが、その時、日本軍が来襲したという知らせが入り、幸運にもケトンはエロ王の相手をせずに済みました。にしても、こんな状況になるまで「日本が攻めてくるわけないやろ~」と楽観していたなんて、もうむちゃくちゃですよね・・・。
日本軍の来襲を知った朝廷は一気に騒がしくなり、世子の任命もこれ以上後延ばしにできなくなりました。これでまたまた荒れるのかと思いきや、ヤンファダンが「戦時中の世子は真っ先に敵に狙われるから、今はやめておいたほうがいいのでは・・・?」というイ・サネのアドバイスを受け入れたため、世子はあっさりと光海君に決定。んー、ヤンファダンはこれで火中の栗を拾わせたつもりなんでしょうけど、世子の位を譲ったのは絶対に間違いだと思うんですけどねぇ・・・。後で正当性を理由にして廃位できる保証なんてどこにもないわけですし・・・。ま、ヤンファダンと信城君がどうなろうと知ったこっちゃありませんがね。
そして、宮殿では簡素ながらも光海君の世子任命の儀式が行われます。その裏で「信城君というのなら分かるが、光海君だとぉ~!」と怒り狂う臨海君、本当に可哀想でしたよね・・・。『西宮』を観ていたときも臨海君が好きだったのですが、あのドラマは光海が世子になった後から始まったので、このドラマほど臨海に感情移入してませんでしたが、このドラマでは完全に「臨海 > 光海」です。さぁ、これからこの兄弟はどうなっていくんでしょうかねぇ~?この2話で今までのダラダラ展開が一気に吹っ飛び、かなり盛り上がってきました。
それにしても、世子の敬称・邸下(チョーハー)にそのまま”邸下”という字幕をつけていたのには感動しました。歴史マニアとしてはこんなちっぽけなことが凄く嬉しいんですよねぇ~。ただ、そのくせに王様の自称”寡人(クァイン)”に”朕”という字幕を付けるなど、徹底されてない部分がありますけど・・・。
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| 第11話 |
臨海君は光海君が世子になったことに対する怒りをぐっとこらえ、臨海の屋敷を訪ねてきた光海に「まずは共に国を守り、必ず再会を果たそうぞ!」と言ってガシッと手を取り合い、光海は「避難する宣祖に付き添う」という世子としての勤めを、臨海も「兵を集めて日本軍に対抗する」という”世子としての勤め”を果たすことに。うーん、この兄弟愛、美しかったですねぇ~。そして、光海が世子になったからといって腐ってしまわず、「俺だってまだまだ世子になるチャンスはあるんだ!」と奮起する臨海が清々しくてカッコ良かった!
そんな頃、ウィイン王后の避難に同行することができず、独りで途方に暮れていたケトン・・・。すると、そこに光海が現れ、自分の避難にケトンを同行させてくれることに・・・!でも、光海がケトンの手を引いて走るシーンは何だか可笑しくて笑いそうになりましたわ。このドラマ、他の部分はいたって普通の時代劇なんですが、この二人のシーンになると何か雰囲気が変わりますよねぇ~(笑)。このシーンも然り、後で光海が怪我をしたケトンの治療をしてあげたシーンも然り。
そして、宣祖や光海たちは北へ北へと逃げていくのですが、どこに行っても民は不甲斐ない宣祖に怒り心頭。都では宮殿に放火され、避難先では「世子邸下に王位を譲れ」と言われるわ、それはもう酷い有様でした・・・。にしても、民が真っ先に「キム・ゴンニャンを処刑しろ~!」と言ったのにはウケましたわ。アンタ、かなり嫌われてますなぁ~(笑)。「その後、身の危険を感じて山に逃げ、一生降りてこなかった」という下りも笑えました。山賊になったキム・ゴンニャンの姿が目に浮かんでくる・・・。
そんな中、こんな時だというのにヤンファダンが懐妊!それに対してウィイン王后は激しく嫉妬したようで、ナレーション曰く、ケトンもこれに巻き込まれてしまうみたいですね・・・。もしかして、「宣祖の後宮に・・・」ってやつに再挑戦?それにしても、この王妃様、もっと温厚な人なのかと思いきや、意外と嫉妬深いですねぇ・・・。
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| 第12話 |
光海君は行宮を出て日本軍と戦うことを決意するのですが、メン・ジチョンが「何かあったら、ケトンに相談してください」と言っていたのを思い出し、ケトンにどうするべきか尋ねることに。すると、ケトンは「南方へ向かって民をまとめ、日本軍の脇腹を叩く」という作戦を提案し、光海はそれに従うことに。にしても、このドラマのケトンは今のところ「純真で賢明な女官」って感じで、全く悪女らしい一面を見せませんねぇ~。なので、ここからどうやって歴史に名を残す大悪女になっていくのかが楽しみですわ。
ケトンの勧めに従って慶尚道(キョンサンド)に向かった光海は持ち前のカリスマ性で民心を一つにまとめて義勇軍を結成し、老将・チョン・イノンとも合流を果たします。いやー、民の前での演説、カッコよかったですねぇ~。何度も引き合いに出して悪いですが、カリスマとは無縁だった『西宮』の光海君と比べたら天と地ほどの差が・・・。でも、光海の着ているピカピカの鎧はどうにかなりませんかねぇ~?金箔だらけで光りまくってるし、肩には龍の置物(?)が乗ってるし、「私を撃って下さい!」って言っているようなものじゃないですか・・・(笑)。
そんな頃、平壌の行宮では戦時中だというのに”大奥”が繰り広げられておりました・・・。ケトンは「見つかったら夜の相手をさせられる!」ってことで宣祖を避けていたのですが、狭い行宮の中でいつまでも逃げ続けることはできず、ついに宣祖と鉢合わせしてしまいます(ケトンが来ていると知ったときの「オォ~!」という声とビックリ顔が最高でした^^;)。で、戦時中でも相変わらず精力絶倫の宣祖は遠まわしに「ケトンと寝たいなぁ・・・」というようなことを言い出し、それを知って「これはチャンスだ!」と考えるウィイン王后・・・。ケトン、もはやなす術なしか・・・!?
そういや、臨海君が戦に破れ、加藤清正の捕虜になってしまいましたね。おい、ナレーション!”虎狩り”の清正公と戦う前だというのに、臨海を虎に例えてどーするよ?
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| 第13話 |
またしても宣祖の夜の相手をさせられそうになるケトンでしたが、沐浴もせずに平服のままで宣祖の部屋へ入り、宣祖に「余を拒むつもりか?」と聞かれると「はい」と返事・・・。いやはや、凄い豪胆さですね・・・。また、それを知ってケトンに激怒するウィイン王后に対しても、「王妃様もヤンファダン様と同じです!」と言い放つケトン。んー、ウィイン王后だって、ケトンを利用していることは重々承知の上で、「自分の恨みも晴らせて、ケトンも後宮になれるんだから、どちらにとっても悪くない話だ」と思っていたのに、ケトンは「後宮になりたくない」という特殊な人だったんですからねぇ・・・。ちょっとウィイン王后が可哀想に思えてきました。
そして、朝鮮の各地ではいろいろなことが起こります。宣祖はいつでも明に亡命できるように国境付近の義州(ウイジュ)に避難。臨海君はイ・ハンミンの活躍によって牢屋から救い出され・・・って、えぇ!?この人は講和の時に日本から釈放されたはずでは・・・?ま、韓国史劇の史実無視にいちいち突っ込んでも仕方ないですけど・・・(笑)。戦争のほうは、陸の光海君・海の李舜臣(イ・スンシン)が奮闘し、徐々に朝鮮が反撃を開始した様子。チョン・チョルはヤンファダンが呑気に出してきた餅をちゃぶ台返し(←韓国の人、ちゃぶ台返し大好きですねぇ~^^;)したことを宣祖に咎められ、戦地に送られることに・・・。で、ケトンはチョン・チョルの愛妾・カンアと運命の出会いを果たしておりました。いやぁ~、いろいろありすぎです!(笑)
そんな中、「王様はその座を下り、光海君に譲位してください」という上疏が宣祖のもとに届き、朝廷の出張所は大騒ぎになります・・・。これは民の中で光海の信望が宣祖へのそれを上回ったことを表しており、光海はいつ謀反人として処刑されてもおかしくない状況に・・・。もう!余計な上疏するなよ~!そして、それを知って顔色を変えるケトンと嬪宮(光海夫人)。さぁ、どうなってしまうのでしようか!?
このドラマ、面白いですねぇ~。全く飽きずに1時間観ることができますわ。そろそろお勧め度ワンランクアップです。
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| 第14話 |
ケトンの予想通り、民から「王位を譲れ」という上疏を受けた宣祖は「光海君に譲位する」と言い出します。もちろん、これは本心ではなく、臣下や光海の心の内を探るための策であるわけですが・・・。このように、何かがあると宣祖が「世子に譲位する!」とわめき散らすシーン、『西宮』でも何度と無く見せられましたわ・・・。宣祖は本当に猜疑心の強い人ですよねぇ・・・。なので、やっぱりこのきまぐれ王は何度見ても好きになれません・・・。
嬪宮からの手紙を受け取り、急いで義州に帰ってきた光海君はケトンの言うとおりに宣祖の前で「命令をお取り下げください!」と許しを請い、なんとかこの騒ぎは収まるのですが、お次はヤンファダンが「光海が父親の女を奪おうとしている」と口を滑らせてしまい、またしても大騒ぎに・・・。まぁ、二人が楽しそうに手をつないでいる衝撃のシーンを目にしちゃったら、気が動転して口を滑らせてしまうのも無理はないと思いますけどね・・・。軽率なのはヤンファダンじゃなくてケトンと光海ですよ!
で、「ケトンはワシのもんだ!」ってな感じの宣祖はケトンに夜の相手をさせ、正真正銘の”宣祖の女”にしてしまうことに・・・。そして、その命令を受けたケトンはおめかしして宣祖の部屋に行くのですが、そのときの女官長とヤンファダンの殴り合い、面白かったですねぇ~(笑)。女官長は「私だって王様の女です!」と言ってヤンファダンを殴ってましたが、尚宮と貴人(←”クィインマーマー”と呼ばれてましたので、まだ仁嬪にはなっていない?)は全然違うと思うんですけど・・・。
宣祖の部屋に行ったケトンは、「光海君の母になる」とか「冠と服は王様の手で脱がしてください」とか、色々と注文をつけるのですが、「うむうむ」とそれを聞く宣祖。よっぽどケトンのことが好きなんですねぇ~。にしても、冠ではなく、服から脱がそうとする宣祖王、やっぱりアンタはエロい!(笑)
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| 第15話 |
エロ王と一晩を過ごし、嘉嬉(カヒ)という名前をもらったケトンは昨日までのけなげな女官から歴史に名を残す悪女に変身を遂げます・・・。そして、ケトンはウィイン王后やヤンファダンに対して傲慢不遜な物言いをするわ、尚宮に平手打ちをするわでもうやりたい放題。いやぁ~、それにしても凄い変貌っぷりですねぇ~。ま、あのヤンファダンがケトンにやり込められているのは痛快なので大いに結構ですけど(笑)。
また、やけくそになったケトンは徹底的に宣祖を利用することに決めたらしく、宣祖の愛を独り占めしようと企みます。このあたりはチャンヒビンとよく似てますよね。まぁ、これも「あの女め!」と悔しがるヤンファダンの姿が痛快なので良し(笑)。さらに、ケトンは女官長にごますりしまくって接近し、また何かを企んでいる様子・・・。ナレーションにもありましたが、時には高圧的に、またある時は優しく人に接し、自分の野望に向かって突き進んでいくケトン、恐ろし過ぎです・・・。
行宮の外でもいろいろなことが起こっておりました。一つめはチョン・チョルの死。最期の言葉「カンアに会いたい」がとっても印象的でしたね。それにしても、宣祖はこんなに立派な人を流刑にし、職を剥奪し、挙句の果てにはこんなに寂しい死に方をさせ、本当に悪い王様ですなぁ・・・。そして、もう一つは光海と臨海の再会。この二人の再会は本当に感動的で、特に臨海が「頬を殴ったりしてすまなかった」と謝ったところなんかはグッときちゃいました。やっぱり臨海君はいいですねぇ~。
そんな中、ずっと調子が悪かった信城君がとうとう危篤状態になり、そのまま息を引き取ってしまいます・・・。これで後宮の権勢と宣祖の愛は一気にケトンの手に・・・?
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| 第16話 |
ケトンは信城君を失ったショックで悲しんでいるヤンファダンをわざわざ刺激し、ウィイン王后に対しては相変わらず不遜な物言いをし、宣祖には「カヒは心が美しい」と思ってもらえるように仕組み、ますます悪女ぶりを発揮・・・。「ヤンファダンがそこまで言うのなら、本当に悪い女になってやる」とか言ってましたけど、十分悪い女になっとるっちゅうねん・・・(苦笑)。にしても、今まではヤンファダンにも腹が立っていたので、ケトンにやられる姿が痛快でしたが、さすがに息子を失って悲しむ姿を見せられると気の毒に思えてきますわ・・・。
すると、そんな傲慢なケトンに対抗するため、なんと犬猿の仲だったウィイン王后とヤンファダンが共同戦線を結成!いやー、この二人に手を組ませてしまうなんて、ケトン恐るべし・・・。宣祖は首都・漢陽(ハニャン)に戻ることになり、内命婦たちはその後でゆっくりと宮殿に帰還することになるのですが、二人はケトンが宣祖の前で粗相をしたことを理由に、ケトンを宮殿に連れて帰らないことに決めます。ケトンは嬪宮に紹介してもらった村に身を隠し、機会をうかがうつもりのようですが、一体どうやって宮殿に戻ってくるんでしょうか?ケトンのことだから、何かとんでもない行動をとりそうな予感がしますが・・・。
一足先に漢陽に帰ってきた宣祖は月山大君(ウォルサンデグン:第9代王・成宗の兄)の私邸を臨時の宮殿としておりました。そんな中、漢陽に帰ってきた臨海と光海の兄弟が宮殿に現れるのですが、宣祖は真っ先に臨海を抱きしめて「よくぞ生き延びた!」と大粒の涙を流します。こんなに臨海をかわいがるのなら、もっと昔からかわいがってあげてたらよかったのに・・・。で、そんな様子を見てかなりムッとしている様子の光海君。まさか、こんなことで兄弟にひびが入ったりなんてしませんよね・・・?
さぁ、戦争が終わり、これでいよいよ本格的な後宮物語の始まりとなるでしょうか・・・?
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| 第17話 |
臨海君ばかり気にかけ、気を遣った他の人が世子の話題を出しても無視して臨海の話を続ける宣祖を見て怒りが収まらない光海君。しかし、臨海君も「父上は光海を牽制するためにこんなことをしているだけだ」ということを分かっており、内心穏やかではない様子・・・。うーん、自分の王権を守るために息子を利用する宣祖の姿はなんだか哀れですねぇ・・・。でも、不穏な空気になりつつあった兄弟は相変わらず仲良くできているみたいなので、まずは一安心です。
そんな中、光海は「王妃たちを迎えに行ってこい」との王命を受け、行宮に向かうのですが、そこでケトンがいないことに気づきます。始めはヤンファダンの策略かと思って問い詰めに行く光海でしたが、そこで「ケトンは王妃様に利用された」と聞かされ、それを聞いた光海はウィイン王后に向かって「私は母を失いました!」とブチ切れ!いやー、今日の光海君は心の中でメラメラと炎が燃えていて怖いですね・・・。臨海に「お前は父上に利用されたかかしだ」と言われたときも、「でも、民心は俺のもんだ~!」とか言ってましたし・・・。
そして、無事に(・・・とも言えませんが)ウィイン王后やヤンファダンを連れて帰ってきた光海は、嬪宮からうれしい知らせを聞かされるのでした。もちろんケトンのことです。光海はさっそくケトンに会いに行き、感動の抱擁!・・・かと思いきや、ケトンは「父親の側室に挨拶もできないのですか?」と、ムードぶち壊しの発言。うーん、こんなこと言って何になるんでしょうか・・・?この人、『張禧嬪』では鬱陶しいくらいウジウジ。『王の女』では鬱陶しいくらい高圧的。その中間がちょうどいいのにねぇ~(笑)。
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| 第18話 |
ドラマの展開が早いので全然そんな感じはしないものの、二人が最後に会ってから3年もの時が過ぎていたようなのですが、ケトンは完全に醒めた様子で光海君に対します。「もう自分は宣祖の後宮として生きていくしかない」と悟り、わざとこんな態度を取るケトンが切ないですなぁ・・・。『西宮』の極悪女とは違い、この作品のケトンにはこういうけなげさがあるのでなんだか憎めないんですよねぇ~。
そんな中、宮殿には新たな人材が登場しておりました。世祖の肖像画を守り抜いた事が宣祖に認められ、一気に歴史の表舞台に出てきたイ・イチョムです。で、これを演じるのがテ・ジュンサン(@大祚榮)や靴屋のおっさん(@女人天下)のイム・ヒョク氏かぁ・・・。この人は誠実なイメージが強いのでねぇ・・・。それに、『西宮』で「ソ・イ・カ~?」「ス・ミ・カ~?」と、いちいちくどいしゃべり方をしていたソ・インソク氏の強いインパクトが未だに私の心の中に残ってるもんで・・・。でも、イム・ヒョク氏のイチョムがどんな感じになるのか楽しみでもありますけど。
そして、宣祖が恒例の「なんちゃって譲位」をしたり、朝鮮出兵が終結したりと色々な出来事が起こりながら時は経ち、宣祖30(1597)年。光海君と嬪宮の間には子供が生まれておりました(すっかりお祖母ちゃん気取りでその子供をあやすヤンファダンが笑えました^^;)。・・・で、噂には聞いておりましたが、ソンイがおばちゃんに変身!このキム・ヘリ氏は演技賞を受賞した『太祖王建』のヨンファなどで深い演技を見せてくれ、ミス時代劇と言ってもいい女優さんですが、これは明らかにミスキャストでしょう・・・。ソンイに必要なのは実力派女優じゃなくて可愛い女性だと思うのですが・・・。あ、ハンミンはひげが生えてカッコ良くなりましたね^^
にしても、元々魅力的だった臨海君がここ最近はますます魅力的になってきてますねぇ~。妓房でのカンアたちとの絡みのシーンは妙な情緒があってじーんときたシーンでしたし、その後、ハンミンに「そこにいると恐ろしいことを命令してしまいそうだから砦に帰れ」と言ったシーンでは、光海君に対して世子の座を奪われた憎しみと弟への愛情がぶつかり合っている臨海の苦しい心中がひしひしと伝わってきて、ここでもじーんと来ちゃいました。
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| 第19話 |
おばちゃんソンイがおデブのキチュクと結婚する云々で平和な悩みを抱えていたころ、宣祖の妻たちは「ケトンのことで頭がいっぱいの宣祖が全く自分たちに振り向いてくれない」という深刻な悩みを抱えておりました・・・。そこで、そんな妻たちは共同戦線を組み、なんとか宣祖に振り向いてもらおうとしてお食事会を催すのですが、そこでもケトンの話題を出して嫌味を言い、場を白けさせる宣祖・・・。あぁ、こんな気まぐれ親父にヘコヘコしなけりゃならない皆様がお気の毒です・・・(苦笑)。にしても、イム・ドンジン氏はよくこんな役を引き受けましたねぇ~(笑)。『張禧嬪』のチョン・グァンリョル氏と同じく、その役者魂に感服ですわ。
そして、朝廷は世子の座を巡ってまたまた荒れ模様・・・。そんな中、光海を支持する東人派のチョン・イノンやイ・イチョムは光海君が世子になったことを明に承認してもらおうとするも、宣祖が全く興味無しの様子なのでなかなか思うように事が進まずにおりました。このエロエロ気まぐれ王め!それでも「明の承認など無くても私は世子だ!」と言い放つ光海君はりりしくてカッコよかったです。それにしても、朝鮮王朝の人々は党争大好きですね・・・(呆)。古くは勲旧-士林に始まり、西人-東人、南人-北人、大北-小北、老論-少論、僻派-時派・・・と、派閥の多いこと!「日本や中国に後れを取りたくなかったら、まずはこれをなんとかしろよ」と言いたくなります。
一方、この気を逃すまいと巻き返しを狙う西人派は臨海君に接近して機会をうかがうのですが、それを知った光海君は臨海君の家に乗り込んでキツ~く警告。いやぁ~、「私は兄上の顔にぶちまけることはしませんが・・・」と言いながら酒を机の上にぶちまける光海君が怖かったですわ~。臨海の悔しい気持ちも痛いほど分かりますが(私も長男なのでねぇ・・・)、嫡子でもないのに「世子の座は俺のもんだ」と勝手に思い込んでその座を奪おうとする臨海を批難する光海の言い分もごもっとも。でも、最近の光海はちょっと調子に乗っているような気がするので、私はやっぱり臨海派です。
そんな中、宮殿ではウィイン王后が危篤状態になって大騒ぎに・・・。すると、それを聞いて「王妃の座が空く・・・!」と不敵な笑みを浮かべるケトンですが、いよいよ宮廷に戻るんでしょうか?うーん、次回は大波乱の予感ですね。
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| 第20話 |
前回のラストで危篤状態になったウィイン王后は、宣祖や側室たち、そして臨海君や光海君に看取られながら息を引き取ってしまいました・・・。そして、ケトンはメン・ジチョンの勧めに従って宮殿に戻り、光海の手助けをすることに。愛する人のために好きでもない50歳のおっさんと一緒に寝ないといけないなんて、本当に可哀想ですよね・・・。まぁ、ケトンにしちゃ「世子邸下の幸せそうな顔を見れるだけで幸せなのです」って感じなんでしょうけど。
で、宣祖は長年連れ添った正室を亡くしたショックで食事もできなくなってしまうのですが、そこに松の実粥を持ったケトンが登場します。すると、どの側室が持って行っても食べなかった松の実粥をおいしそうに食べる宣祖。これで作戦大成功!いやぁ~、それにしても、ケトンが帰ってきたと分かったときの宣祖の反応は凄かったですね(笑)。ぐるぐるケトンの周りを回るわ、手をバタバタさせるわ、ズルズルと汚らしくお粥を食べるわ、前回に引き続き、重鎮俳優イム・ドンジン氏の役者魂には恐れ入りました。
そして、おばちゃんソンイがおっちゃんキチュクと駆け落ちして、見たくもない初夜シーンを見せられ・・・ってのはど~でも良くて(笑)、宮廷では大臣たちの決定で新たな中殿(王妃)を選ぶことになりました。そんな中、自分が中殿になると野心を燃やすケトンと、何としてでもそれを阻止しようとするヤンファダン。これから火花バチバチのバトルが始まりそうな雰囲気ですね。にしても、「犬の糞」「犬の糞」って、こんな言葉が宮殿の中で飛び交ってていいのか?(笑) 【もくじに戻る】 |