| もくじ |
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| 第1話 |
時代背景が『イ・サン』こと正祖の時代であることくらいしか予備知識を入れずに見たこのドラマ。なんか、ビジュアルや音楽が”新感覚”って感じを醸し出してますねぇ。うむ、『チェオクの剣』に勝るとも劣らないくらいのの新感覚時代劇ですな。サスペンチックな作りも相まって、一話からかなり引き込まれました。話数も全八話なので、スピーディーに展開していきそうですし、かなり期待度高です。
前書きはこのくらいにしまして、本題を。
いきなり毒殺事件や吏判襲撃事件などが発生し、何がなんだか分からない状況から始まったこのドラマ。とりあえず、”殺人によって世の中を救う”などと恐ろしいことをのたまっていた連中が悪役と言うことですかな?
また、襲われた吏判大監はかなりの左翼のようで、腐敗した国の改革を推し進めようと奮闘している様子。しかも、庶子出身のようですね。庶子から吏曹判書へ出世・・・。何があったんでしょうか?とりあえず、今のところは敵か味方か見当もつきません。
そして、主人公のパク・サンギュが登場。サンギュは左捕盗庁の部将(『チェオクの剣』のチュワンやウォネと同じ役職ですね)のようです。・・・・・って武官のくせに、へなちょこで弱っ!今までにいなかった”新感覚主人公”ですな(笑)。あと、この方も庶子のようです。
サンギュは友人のソ主簿と共に密輸事件の調査を進めていくのですが、八角によく似た謎の毒薬が密輸されていることを突き止めます。一番初めの毒殺シーンで飲まされてたのがこれって訳か。なーんで思っていたら、謎の男女二人組が序盤シーンと同じ方法で人体実験をしてます・・・。誰かを暗殺するために実験を繰り返しているってことでしょうねぇ。
そして、さらに衝撃が!サンギュの昔の回想シーンでメガネ(←とりあえず違和感たっぷりでした)のアガシ・ナヨンという人物が出てくるのですが、さっきの人体実験をしていた女だったのです!両班のアガシ→暗殺者って・・・、一体何があったんだ?
そして、ナヨンと関わりのある人物がもう一人。商家で後継者争いをしていたヤン・マノ。彼はナヨンの家の下働きだったようですが、とりあえず両班が気に入らないようですな。この人も改革を望んでいる、って感じですね。
さらに、ナヨンと一緒にいる男を陰で操っている男も登場。いろんな人物が出てきて頭がぐちゃぐちゃしてきました。第一話をもう一回くらい見ておこうかなぁ・・・。
そして、吏判大監の同門生の集まりみたいなものが催されるのですが、そこにキーセンの変装をしたナヨンが潜入。ナヨンは吏判にくっついて行きますが、特に事件は起こらず。しかし、パク・サンギュとナヨン、そして、ヤン・マノは出会ってしまいます。ここからどうなっていくのでしょうか?先がまったく読めませんね。
また、ソ主簿はサンギュの父親と密輸事件がどうたらこうたら言っていましたが、サンギュの父親には裏があるのでしょうか?とにかく、期待以上の面白さでした。
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| 第2話 |
うーん。面白いし、まったく先が読めない。しかも、今までの時代劇とは何かが違う。殺陣でも、変な打撃音や剣が交わった時のチャンチャン音がなく、かなりリアルで好感度高し。ただ、ストーリーが結構難解です。頭を使って観るのはなかなか快感ですけどね。
何も起こらなかったのかと思ったのですが、どうやらそうではなかったようです。吏曹判書はナヨンによって暗殺されていたのでした。キツネノヒマゴ草という清国産の毒薬を使い、痕跡をなくして暗殺したようです。そして、「女が一人消えた」と言う証言を得たパク・サンギュとソ・ジュピルは謎の女=ナヨンの捜索を始めるのですが、ナヨンに気づいたヤン・マノがナヨンを助けてしまいました。ナヨンはサンギュにも気がついたようですし、悲しく、切ないラブストーリーの幕開けということなのでしょうか?
密輸犯のチョンドゥ殺害犯と、今回の吏判殺害事件の犯人がファン(ナヨンの師匠)だと確信したサンギュたち。部屋を借りたハンという人物とファンの関わりを探りにいくのですが、マノの手下に襲撃されてしまい、証拠の手形を奪われてしまいます。マノは事件ではなく、ナヨンの手がかりを探っているんですよね。また、マノは穀物を都に流通させようと、大きなことをしようとしているようですが、その行方も気になりますねぇ。
そして、王様(=正祖)が初登場。なんだか、”食えない奴”って感じですが・・・。王様は自分の右腕であるチェを司憲府(サホンブ)の長官・大司憲に任命しようとしていたのですが、それに対して司憲府の官吏たちが猛反対し、デモを起こしていたのでした。それでも、チェを大司憲に任命する意思は変わらぬ様子。王様の独善行為なのか、れっきとした改革なのか、検討もつきません。しかし、ナヨンの父・イ参判(チャンパン)と何か関わりがあったようですし、この人からも目が離せません。
また、遂にナヨンの過去が語られます。ナヨンの父・イ参判は謀叛の罪で捕まり、御家断絶になったなったようです。しかし、本当に謀叛を企んだのか、それとも、誰かに濡れ衣を着せられたのかは分かりません。とりあえず、ナヨンと母は奴婢に落とされ、酷使されていく中で母は死んでしまうんですね。そして、どこかでファンに出会って、恨みを晴らすために・・・。といった感じなんでしょうか?結局、ファンとの出会いまでは語られませんでした。
そして、ついにナヨンの居場所を突き止めたマノは、ナヨンをファンから救い出すため、ファンを襲撃します。ファンはナヨンを逃がし、自分は時間稼ぎをするのですが、マノの刺客によって、あえなく殺されてしまいます。そして、おそらく黒幕であろう、謎の女のところに行くナヨン。謎の女は「宮廷に行く」って言ってましたが、今度は何をしでかすつもりでしょうか?そもそも、簡単に宮殿に入れるんかいな?
全八話だけあって、一話にギューッと詰まってますねぇ。そのため、レビューもかなり長くなってしまいました。次回は、宮殿で一波乱も二波乱も起こりそうな予感ですね。楽しみです。
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| 第3話 |
試験に合格し、医女として宮殿に入るナヨン。うーん、そういう手があったか。身分は問われず、おまけに医術の腕はピカイチのナヨンなら落ちるわけがないですわな。そして、いきなり尚宮の治療をさせられるナヨン。途中、大妃が現れ、「こんな女に治療を任せるとは!」と怒鳴られるのですが、ナヨンは無事に治療をするのでした。でも、いきなり誰かに正体がバレたみたいですよ・・・。というか、ナヨンは何のために宮殿へ!?まだまだ謎のままです。
城門に押しかける民の意見を聞くために、ついに王が民の前に姿を現します。そのとき、謀反人の息子であるというカン・ジェスンがいきなり暴れだし、王に斬りかかるのでした。王様をかばい、背中で剣を受け止めたサンギュは瀕死の重傷を負い、内医院へと運ばれます・・・。しかし、武官も堕ちたもんだなぁ。たった一人相手に大勢で掛かったくせに、王様の所までみすみす通してしまうとは・・・。そして、ナヨンは内医院に運ばれたサンギュを見て驚くとともに、必死に治療してサンギュを助けたのでした。その後、王様に目通りするサンギュでしたが、王様は「何故、奴を斬らなかったのだ」と、サンギュに怒っている様子でしたね。やっぱり、この王様は”食えない奴”のイメージが取れませんわ。
サンギュは「命の恩人にお礼がしたい」と医務官に言い寄り、ナヨンとの再会を果たすのでした。喜び全開のサンギュに対し、「サンギュ」ではなく、「ナウリ(旦那様)」と呼び、冷たくあしらうナヨン。えぇ〜!?それでいいんかい?今なら元に戻れるかも知れないのになぁ・・・。サンギュを忘れ、女刺客としての人生を全うする覚悟をしたってことですか。何と悲しい人生・・・。
そして、やっぱり黒幕でしたか。サンギュ父ことパク・インビン。カン・ジェスンの襲撃もこいつの差し金みたいですし、大妃をも狙ってるのかのような雰囲気。しかし、今のところ目的は不明ですし、おそらく裏で糸を引いている奴がいるんでしょうねぇ・・・。そして、ソ・ジュピルの読みは当たっていたって事ですな。
ある日、総頭領となったヤン・マノがサンギュに会いに来ます。「連続殺人の犯人を教えるから、ナヨンの居場所を教えてくれ」とサンギュに提案するマノ。「医女として宮殿にいる」と教えたサンギュは、マノから「犯人はナヨンだ」と聞かされるのでした・・・。とても信じられない、といった感じのサンギュだったのですが、手がかりを探っていくうちに、「やっぱり犯人はナヨンではないか」と強い疑惑を持ち始めたようですね。が、それをめぐってソ・ジュピルと確執ができてしまったような感じです・・・。この人にでも、ナヨンのことは言えないのか・・・。個人的には、ソ・ジュピルとは仲違いして欲しくないですねぇ。
謀反人の娘だとバレて捕まり、拷問されて気絶していたナヨンですが、ある尚宮の部屋で目を覚まします。そして、その尚宮に毒薬を煎じされられ、ある人のところへ持って行かされたのでした・・・。なんと、ナヨンと尚宮が向かった先は大妃の部屋。薬と偽って大妃に毒を飲ませるナヨンたち。そして、大妃は薬を飲んだとたんに体に異変が起こり始めるのでした・・・。こいつらの目的は一体!?
書くことが多すぎて、長いレビューになってしまいました。連続殺人とナヨン。目的は違うが、それを追うサンギュとマノ。そして、イマイチ腹の中が読めない王様と大妃。それを狙う黒幕たち。いろんな人物が出てきて、毎回毎回何が起こるかまったく見当がつきません。こんなに面白いとは思いませんでしたねぇ。
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| 第4話 |
ん?アレは毒薬じゃなかったんでしょうか?薬を飲んだ大妃の様子がおかしくなったのは、嫌いな人参が入っていたから?とりあえず、ナヨンを操る謎の女・チョ尚宮とサンギュの父・パク・インビンが結託し、王様の改革に従う左翼勢力を倒していこうとしているってことですかね。ナヨンも訳が分からんのでしょうが、逆らったら命が危なそうだしなぁ・・・。サンギュでもマノでもいいから、さっさとナヨンを助けてやってくれ!
そして、王様にも薬を持って行かされるナヨン。他の医女が煎じたものなので訳が分からないまま差し出したナヨンでしたが、王様は薬を飲み干しても異常なし。いやー、まったく訳が分からん・・・。その頃、王様に呼ばれていたサンギュも部屋に向かっており、またもやナヨンと鉢合わせしたサンギュ。しかし、言葉を交わすこともできず通り過ぎていくナヨン・・・。そして、サンギュは王様から刀を渡され、義禁府都事(ウィグムブ トサ:従八品)として、ナヨンが犯人である吏判殺害事件の再調査を命じられるのでした・・・。犯人がナヨンだと気づきながらの調査かぁ・・・。嗚呼、なんと残酷な運命。
そんな中、再びナヨンに会いに行き、「何故、変わってしまったのですか?」と問うサンギュ。それに対するナヨンの返答は、「奴婢の身分を経験し、希望など無いことが分かった」とのこと。でも、その残酷な世の中を救おうとするのが理想であり、改革じゃないんかい?ナヨンの絶望も分からないことはないですが、ナヨンとサンギュ、そしてマノが力を合わせれば理想の実現に近づくような気がするんですけどねぇ・・・。悲しいかな、全員が違う道を歩んでしまったんですねぇ。サンギュは武官として、ナヨンは殺人によって、マノは財力で世の中を・・・。
その頃、宮廷では相変わらず革新派と保守派との争いが続いており、保守派の反対に激昂した王様は遂に倒れてしまいます。そして、それを治療したのは神業の鍼術を持つナヨン。なんだか大妃に気に入られたようですが、これもチョ尚宮の思う壺?また、王様は世子(セジャ:王位継承者)への譲位を計画しているようで、自分は太上王(引退した王。日本の上皇にあたる。)となって政治を牛耳ろうとしている様子。まさに院政ですわ。うぅむ・・・、ヤン・マノにばれているようですし、どうもうまくいく気がしないんですけど・・・。
そして、独自にヤン・マノとその一味を追っているソ・ジュピルはマノの悪事の証拠として例の実を探そうとするのですが、潜入した部下が任務中に殺害されてしまいます。それに怒ったのか、あの妖しい本拠地に乗り込んでマノの部下を捕らえていくのですが、そこに罠が・・・。マノの右腕のサンチョンに関する偽情報をつかまされたソ主簿は山中に誘い込まれ、そこに爆弾が降り注ぐ・・・。慌てて追いかけたサンギュも間に合いませんでしたね・・・。ソ主簿、死んでしまうのか?
謎が謎を呼ぶ展開で、半分終わった現在でもまだまだ事件は暗闇のまま・・・。ナヨンとサンギュ、そしてマノは別々の方向へ進んでしまうのでしょうか?王様の改革は?そして、サンギュとインビンは敵対関係になってしまうのか!?まだまだ謎だらけ・・・。
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| 第5話 |
ヤン・マノたちに襲撃されたソ・ジュピルは、サンチョンとの壮絶な一騎打ちの末、殺されてしまいます・・・。そして、死に際にナヨンのことについて教えられたソ主簿はようやくサンギュの苦しみを知ることになりますが、間もなくサンギュの目の前で息を引き取ってしまいました。やっと理解しあえたのに、こうなるのかぁ〜!怒りに燃えたサンギュはヤン・マノを逮捕し、禁じられた拷問で白状させようとするのですが、捕盗大将に手が回っており、マノは釈放されてしまうのでした・・・。どちらもナヨンを救いたいという気持ちは同じなのですが、黒幕を討ち、正道でナヨンを助けようとするサンギュと、手段を選ばないでナヨンを助け出そうとするマノの進む道は正反対なんですよねぇ・・・。また、黒幕にナヨンやパク・インビンがいると分かりながら、どうすることもできないサンギュ。いやー、辛いなぁ・・・。
そして、釈放されたマノの元に、毒の実を仕入れに来たナヨンの姿が。マノは買い戻した屋敷をナヨンに見せ、「私が保護します。どうかこの事件から手を引いてください。」と言うのですが、ナヨンは「進む道は唯一つ」と、申し出を拒否。そして、やはり目的は”王の暗殺”だったんですね。もう後戻りはできない道を歩みだしてしまったナヨン。誰をもってしても、彼女を助ける術はないのでしょうか?
宮廷では、改革を強行しようとする王様に失望し、大妃が宮廷を出て私邸へ帰ってしまうという事件が起こっていました。王様はナヨンを伴って大妃に会いに行き、「軍事力を持ってしてでも、反対勢力を押さえ込みます!」と宣言。そして、ナヨンを父・イ参判の墓へ連れて行き、「理想の国のために、協力してくれ」と頼むのでした・・・。んー、ナヨンの使命は”王の暗殺”。しかし、父を”師匠”や”友”と呼ぶ王様の頼み・・・。あくまで保守派のしもべとしての人生を歩むのか、それとも、過去に思い描いていた理想の国の実現に力を貸すのか、ナヨンの動向に注目です。
ある日、ナヨンや父を告発することができず、苦しんでいたサンギュの元に、部下に依頼していた”ナヨンを医女に推薦した者”の調査結果が届きます。黒幕がチョ尚宮だと知ったサンギュは、早速チョ尚宮の部屋へ行き、「これ以上ナヨンを事件に関わらせたら、全てを王様に報告する!」と言い放ちます。しかし、チョ尚宮はまったく動じず・・・、と思ったら、かなり動揺しておりました(笑)。マノが吐いたと思ったチョ尚宮はマノを呼び出して始末しようとするのですが、マノは王様が譲位しようとしていることを告げ、命はチョ尚宮の預かりに・・・。おいおい、マノさんよ、ナヨンを助けるどころじゃなくなってきたんじゃ・・・?
そして、チョ尚宮はナヨンともう一人の医女に「自由にしてやるから、ここから去れ」と告げます。ナヨンはそれでも去らず、もう一人は駕籠に載って新たなる人生を歩もうとするのですが、逃げたほうは人知れず始末されるのでした・・・。まぁ、チョ尚宮がそんな温情を持ち合わせてる訳がないですわな。そして、残ったナヨンに対し、チョ尚宮は恐ろしい命令を下すのでした。そう、”サンギュの暗殺”を・・・。
またまた大変なことになってしまいました・・・。次回、ナヨンはどのような行動をとるのか?また、マノは王様の譲位をどうやって止めようとするのか?全く目が離せません!
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| 第6話 |
サンギュの暗殺を命じられたナヨンは、「パク都事の命だけはどうにかなりませんか?」と食い下がるのですが、チョ尚宮が自分の正体を知った者を生かしておく訳はありません。もはやどうすることもできないと思ったのか、サンギュの暗殺へ向かうナヨン・・・。そして、毒が混ざった酒を飲んだサンギュは意識が朦朧としてきて、その場で倒れてしまうのでした・・・。愛するナヨンにこんなことをされたにもかかわらず、「ただ酔っているだけだ」と必死に否定しようとしていたサンギュがとっても切なかったです。でも、チョ尚宮から逃げれば二人共に死が待っていることも確か・・・。どうすりゃいいんだ〜!
宮殿に戻ったナヨンは、王様の治療をすることに。そんなナヨンに、自分のしようとしている改革の理想と現実について話し、自分の苦しい心中を明かす王様。ナヨンが犯人だと知っていて、こういうことを言ってるんですよねぇ・・・。どうにかして自分の味方にしようとしているんでしょうか?それとも、ただイ参判の娘だという理由だけで・・・?とにかく、王様は何を考えているのかがまったく分かりません。また、王様が治療の後に気を失うということを知っていた保守派の大臣達が謀叛を企んでいたようですが、今回は動きませんでしたね。
そして、やっぱり生きていたサンギュ。本当に医者が治したのか、ナヨンが毒を加減したのかは知りませんが、とにかく助かって良かった良かった。そんなサンギュに、「事件から手を引き、都城を出ろ」と言う父・パク・インビン。ナヨンのことは忘れ、この事件には関わらずに生きていく・・・。父や愛する人と対立することもなく、そのほうがサンギュにとって幸せだと思いますけどね。でも、サンギュはこれを良しとするのでしょうか・・・?
都城を出る前に、イ参判に関する資料を手に入れ、それをナヨンに渡そうと宮殿に入ったサンギュ。しかし、ナヨンのところには先客が・・・。なんと、サンギュはマノがナヨンと抱き合っているところを目撃してしまうのでした。どちらにしろ最後にするつもりだったのでしょうが、これは辛かったでしょうなぁ〜。それにしても、イ参判は共和制を夢見ていたんですね。王様の言うとおり、少し時期尚早でしたな・・・。そして、ナヨンは遂に王様の毒殺の決行を命じられるのでした・・・。さぁ、どうする、ナヨン!
いやー、またまた泥沼になってきましたねぇ。光が見えてきたかと思うと、またまた暗闇に戻っていく・・・。サンギュ、ナヨン、マノ、王様、チョ尚宮、その他大勢・・・、それぞれの信念の行く先は一体!?
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| 第7話 |
遂に決行の時。チョ尚宮の命令で、毒薬を王様に持っていくナヨン。そして、ナヨンに最後の密命を下し、自ら毒薬と分かっている薬をを飲み干す王様・・・。そういうことかぁ・・・。もはやこれまでと悟り、ナヨンに最後の望みを託して死ぬ準備をしていたんですねぇ。ここ数話の王様からは改革に対する葛藤がひしひしと伝わってきて、やっと好感が持ててきたのに、こうやって死んでいくとは・・・。
そして、遂にチョ尚宮のさらに後ろに控えていた黒幕の正体が明らかに・・・。なんと、本物の黒幕は大妃でした。それじゃあ、三話のラストでナヨンが持っていった煎じ薬は、王様を信用させるために毒の入っていないものを飲んだだけだったということですか。いやぁ〜、全然気づきませんでした。言われてみれば、王様が危篤なのに平然としすぎていた感じはありましたが、それでも気づきませんでしたわ。私、鈍いですかね?どちらにしろ、正祖暗殺疑惑をこんな風にアレンジした脚本家に脱帽。
王を毒殺した大妃は、世子を即位させ、垂簾聴政(スリムチョンジョン:王の後ろにすだれを垂らし、後ろに座っている大妃が政治を牛耳ること)によって朝鮮を自分の天下にしようとするのですが、思わぬ邪魔が入ることに。マノと逃げるのを思いとどまり、王様の最期の命令に従おうと戻ってきたナヨンでした。「私が王様を毒殺しました。そして、それを命令した犯人がここにいます!」と言うナヨン。そして、これに乗ってきたのがまたまた意外な人。なんと、保守派の右相が「調査を行わなければなりません!」と言い出したのです。いやぁ〜、いろいろな思惑や信念が交錯して、ますます訳が分からなく、そして面白くなってきましたねぇ。
大妃の天下を阻止しようとする右相は、早速、鞫庁(ククチョン:臨時の取調べ機関)を設置し、調査官の選定に入ります。そして、選ばれたのはやはりこの人、パク・サンギュ!調査官が指定の時刻までに現れなければナヨンが処刑されるこということで、サンギュの元へ馬を走らせるマノ。初めはナヨンを救うことを拒否したサンギュでしたが、ウォリャンから「あなたの命を救ったのもナヨンさんです」と聞かされたサンギュは急いで宮殿に戻り、すんでのところでナヨンの処刑を阻止するのでした。やっぱり、あの時にナヨンが毒を加減していたんですねぇ。それと、ウォリャンもなにやら怪しい気がするのですが、気のせいでしょうか?
サンギュはナヨンを救うためだけに来たのですが、ナヨンには王様の遺した密旨を探し、真の忠臣に渡すという任務が残っておりました。ナヨンは自分の父と王様が深い関係だったことを知ったので、もはや他人事では無くなったのでしょう。そして、「そんなことはどうでもいいから逃げよう」と言うサンギュを拒否し、大妃の前で、「右相大監の命令でした」と言うナヨン。これがどのような結果になるのでしょうか?少なくとも、ナヨンには分かっているんでしょうけど。
さて、密旨のありかは?それぞれの信念が最後にたどり着くのは?そして、最後に勝つのは誰なのでしょうか?次回、これらが全て解決するんですねぇ・・・。大ボリュームの話になりそうですが、ハッピーエンドは難しいかなぁ・・・。こういう手のドラマは「皆死んじゃいました。」で終わって凄まじい虚無感を残すのですが、このドラマはどうでしょうか?
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| 最終話 |
ナヨンとサンギュは遂に王様の隠した密旨を発見します。「華山のチェ大監のところに持って行く」というナヨンでしたが、それを制止するサンギュ。確かに、立ち向かうべき相手が大きすぎますわな・・・。そして、『狡兎死して、走狗煮られる』。用済みのチョ尚宮は大妃の命を受けたヤン・マノによって始末され、哀れな最期を迎えることに・・・。まぁ、この方の末路は大体予想できましたね。
そして、サンギュは事件をうやむやにしてナヨンを救うべく、「暗殺ではなかった」との調査結果を報告しに行くのですが、その頃、マノがナヨンが拘束されている建物に火を放ち、どさくさに紛れてナヨンを奪い返しておりました。しかし、そんなマノも、隣でいつもニヤニヤしていた奴(←名前、忘れちゃいました)に裏切られ、大妃の命令で「ナヨンを華山に連れて行け」と脅されるのでした・・・。ナヨンに執着するあまり、”民を救う”ことを忘れてしまった結果なんでしょうね・・・。マノにプレゼントすることわざは、『ミイラ取りがミイラになる』。
マノ、そしてサンギュも連れ立って、王様の最後の命令を遂行しに行くナヨンでしたが、大妃がマノに「ナヨンを華山に連れて行け」と命令したのにはもちろん理由がありました・・・。マノはそれを承知でナヨンを連れて行き、大妃を裏切り、悪人の手からナヨンを護る覚悟をしていたのですが、罠はマノが思っていた以上に巧妙だったのです。なんと、王様の一番の理解者だったはずのイ・ジェハンがチェ大監を斬り殺し、「なぜ、民のために両班が苦しまなければならんのだ」と一言・・・。うわぁ〜、こういうどんでん返しかぁ〜!見事に脚本家の罠にかかっちゃいました(笑)。そして、極めつけはイ・ジェハンの袖に刺繍された”青い松”・・・。これで、全てが絶望と化した訳ですね・・・。
そして、『水戸黄門』よろしく、「こやつらは狼藉者じゃ〜!斬れぃ!斬れぃ!」とのイ・ジェハンの言葉で、朝鮮最強の軍隊がサンギュ・ナヨン・マノたちに襲い掛かります。忍者部隊(?)、サンチョン、マノ、ナヨン、そしてサンギュ・・・。新たなる朝鮮を追い求めた若者達は、全て屍と化しました・・・、で終わってしまていたら、「なーんや。結局これかいな!」となっていたところでしたが、”パンドラの箱”のように、絶望の中にかすかな希望が残っておりました。まず、死んだと思っていたマノが生きており、サンギュたちの遺灰を撒くウォリャンのお腹にはサンギュの子が。これがせめてもの救いでしたが、失ったものはあまりにも大きすぎました・・・。そして、王様やサンギュ・ナヨンが夢見た朝鮮の実現に立ちはだかる壁は大きすぎました・・・。
いやぁ〜、逆転に告ぐ逆転、それぞれの信念のぶつかり合い、サンギュやマノの”愛”・・・、と見所たくさんでした。また、最後の”かすかに残った希望”のシーンが良かったですねぇ。そして、最後の言葉の「諦めない余は”正”しいのか?」。何が、そして誰が正しいかなんて誰にも分からない。ゆえに、この”正”という言葉がこのドラマのキーワードだと感じました。これを抜いてしまい、ただ『漢城別曲』としてしまった邦題は、少し残念でしたねぇ。
ドラマが難解ゆえに、間違った解釈、訳の分からん解説が多々あったと思いますが、ご容赦くださいませ。もう一回見直すと、新しい発見ができそうなドラマですね。機会があれば、また再視聴してみようと思います。長くなってしまいましたが、この辺で締めくくりとさせていただきます。
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| ++ 総評 ++ |
| お勧め度(総合) |
☆☆☆☆★(90%) |
「全員が死ぬ」というベタなパターンではなかったので、ワンランクアップ。 |
| ストーリー |
☆☆☆☆★(90%) |
先が読めず、ドキドキハラハラの展開は見ごたえ十分。 |
| 主人公への感情移入 |
☆☆☆☆★(90%) |
愛する人や父と対立しなければならなかった葛藤などがひしひしと伝わってきて、かなり感情移入できたと思います。 |
| 恋愛要素 |
☆☆☆☆(80%) |
まぁ、”恋愛”という言葉が正しいのかどうか分かりませんが・・・。 |
| 号泣度 |
☆☆☆☆☆(100%) |
ラストはグッと来ること請け合い! |
| 人生の教訓となったか |
☆☆☆(60%) |
うーん、やることがデカ過ぎて、現代には通じないかなぁ・・・。 |
| ラストの終わり方 |
☆☆☆☆(80%) |
罪なきサンギュまで死んでしまったのは哀しかったが、せめてもの救いがあったので、まぁ良し。 |
| 悪役の魅力 |
☆☆☆★(70%) |
悪役が大妃や保守派官僚だとすると、たいした魅力はなかったですね。サンギュ父に免じてこの点数で。 |
| 周辺人物の魅力 |
☆☆☆☆☆(100%) |
ナヨンとマノだけでも100%。他にも個性的な登場人物多々。 |
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| 一番好きなキャラ |
パク・サンギュ |
やっぱりここはサンギュで!ヘタレ武官だったサンギュが、最後のシーンで騎馬隊に斬りかかって行ったのはかっこよかったぞ〜! |
| 一番嫌いなキャラ |
大妃 |
権力のためとはいえ、孫を手に掛ける非情さが恐ろしかった・・・。 |
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