| はじめに&目次 |
ここに書いてあることの大体は、私が時代劇を見ていて疑問に思い、調べたようなことです。
ですので、内容はかなり基本的なことだと思いますし、私も専門的なことは分かりません。しかし、より多くの人にもっと時代劇を楽しんで欲しいという意向のもとに、僭越ながらこのようなページを設けさせていただきました。初心者の方の疑問を解決する助けになれば幸いです。
また、今のところは朝鮮王朝時代のみを取り扱っております。
【身分について】【誰が偉いの?男性編】【誰が偉いの?女性編】【品階表】 |
| 身分について |
王朝時代の身分は、4つに分類できます。
高◆両班(ヤンバン)・・・・・文官・武官などの官僚になれ、生活のうえで様々な特権を持った貴族階級。
↑◆中人(チュンイン)・・・・・医官・訳官などの専門職に従事する官僚たちなどの身分。
↑◆良民(ヤンミン)・・・・・農民・商人などの一般市民階級。
低◆賤民(チョンミン)・・・・・奴婢、芸人、僧侶などが属する被支配階級。白丁(ペクチョン)もここ。 |
| 誰が偉いの?男性編 |
下の品階表を見てもらえば分かるとおり、官職には上は正一品から下は従九品までの品階が設けられています。
時代劇でよく目にする、国王と議論している赤い服の人達はかなりの高級官僚ということです。
また、国王のそばに仕えている緑の服を着て、ヒゲを生やしていない人達は内侍(ネシ)や内官(ネグァン)と呼ばれ、去勢された男性です。この人達はどれだけ偉くなっても緑の服のままです。
それと、官服の胸についている刺繍で文官と武官が見分けられます。文官の服には鳥がデザインされており、武官の服には虎などの動物がデザインされているようです。
時代劇でよく目にする官職といえば、領議政や左・右議政、なんちゃら判書などが多いかと思われます。
すべて、文官の中でもかなりの高官で、その中でも領議政(正一品)がトップです。その次に左・右議政(正一品)がきます。それぞれ、領相・左相・右相などと呼ばれることもあります。また、その下には左・右賛成(従一品)や左・右参賛(正二品)がいます。そして、判書とは、六曹(吏曹・兵曹・礼曹・戸曹・刑曹・工曹)の長官のことで品階は正二品です。これらも、それぞれ吏判・兵判・礼判.....と呼ばれることもあります。
また、武官でよく耳にする従事官(チョンサグァン)は従六品の官職です。
医療を扱ったドラマで出てくる、内医院の官職は以下の通りです。
| 官名 |
内医正 |
僉正 |
判官 |
主簿 |
直長 |
奉事 |
副奉事 |
参奉 |
| 品階 |
正三品堂下官 |
従四品 |
従五品 |
従六品 |
従七品 |
従八品 |
正九品 |
従九品 |
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| 誰が偉いの?女性編 |
女性の品階は、時代劇で一番目にするであろう、宮中の女性=内命婦(ネミョンブ)で言うと、正一品の嬪(ピン)から従四品の淑媛(スグォン)までの側室と、正五品の尚宮(サングン)以下の女官と大きく二つに分類できます。この二つは完全に分離されており、従四品と正五品のたった一つの違いはかなり高い壁で隔てられています。また、下働きの奴婢であるムスリや内医院などに所属する医女には官職は与えられません。
その他、官僚の妻などにも正一品の貞敬夫人などを初めとした品階はありますが、ほとんど名前だけのものであったようです。
参考に、内命婦の品階です。
| 正一品 |
従一品 |
正二品 |
従二品 |
正三品 |
従三品 |
正四品 |
従四品 |
| 嬪 |
貴人 |
昭儀 |
淑儀 |
昭容 |
淑容 |
昭媛 |
淑媛 |
| 正五品 |
従五品〜従九品 |
尚宮
尚儀 |
以下省略 |
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| 品階表 |
| 品階 |
正一品 |
従一品 |
正二品 |
従二品 |
正三品
堂上官 |
正三品
堂下官 |
従三品 |
正四品 |
従四品 |
| 官服の色 |
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| 呼称 |
テガム |
ヨンガム |
ナウリ |
| 正五品 |
従五品 |
正六品 |
従六品 |
正七品 |
従七品 |
正八品 |
従八品 |
正九品 |
従九品 |
| |
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| ナウリ |
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